第4試合はウィル・オスプレイ&矢野通&石井智宏vsランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.&タイチ。3.11高松の『NJC』一回戦(矢野vsスミス)、そして同二回戦が行なわれる3.13岡山(石井vsタイチ)と3.14奈良(オスプレイvsアーチャー)のトリプル前哨戦となる。
アーチャーはオスプレイに入場コスチュームを投げつけると、ゴング前からにらみ合いを展開。
先発はスミスと矢野。だが、スミスが突進してくると、矢野はかわし、あっという間に石井とスイッチ。すると石井がタイチに手招き。タイチはニヤリとし、応えるようにリングイン。
だが、タイチはロープに身体を預ける。石井が近づくと顔面かきむしり。そしてリング下にエスケープするが、矢野がリングに押し戻す。
石井は技の読みあいから、タイチにショルダータックル。さらに逆水平チョップを連発。だが、タイチもジャンピングキックで反撃。
場外ではアーチャーがオスプレイにネックハンギングツリー。スミスは矢野を蹂躙。
リング上ではタイチが石井にチョーク攻撃。さらに顔面を踏みつけ、スミスにスイッチ。スミスがロープに走ると、場外から矢野が足を引っ張る。スミスはそれに気を取られるも、タイチとアーチャーが石井に二人がかりで攻撃。
K.E.Sは石井にダブルのボディスラム。石井はアーチャーに逆水平チョップを連発するが、アーチャーは強烈な胸板への張り手。さらに串刺しエルボーを連発。だが、3発目をかわした石井はブレーンバスターを狙う。
しかし、切り抜けたアーチャーはフロントキック。そしてブレーンバスターを狙うが、逆に石井がアーチャーの巨体を投げきる。
次はオスプレイがアーチャーにハンドスプリング式のスクリューキック。さらに619を決め、スワンダイブ式のエルボーを発射。オスプレイは一気にオスカッターを仕掛けるが、捕らえたアーチャーはフルネルソンバスター。
そしてアーチャーはチョークスラムを狙うが、切り抜けたオスプレイは延髄斬り。しかし、アーチャーは強烈なショルダータックルでオスプレイを吹っ飛ばす。
次は矢野とスミスのマッチアップ。共に丸め込みの応酬を見せ、続いて矢野がマンハッタンドロップ。だが、スミスは長い足が功を奏して効かなかったのか、矢野にヘッドバット。
しかし、矢野はスキをついてコーナークッションを外してフルスイング。だが、スミスがかわし、K.E.Sが連携のラリアット。
次はアーチャーが石井をエルボーでダウンさせるが、オスプレイが石井の背中を踏み台にアーチャーにキック。
続いてタイチが石井にソバットを決め、パンタロンを脱ぐと天翔十字鳳はかわされるも、アックスボンバーをヒット。
そしてスミスが矢野にブルドッグボムを狙うが、矢野は丸め込みに切り返す。だが、アーチャーが妨害し、最後はK.E.Sがキラーボムで矢野を撃沈した。
試合後、スミスはヤングライオンの上村にパワーボムを炸裂。そしてダウン状態の矢野にバイバイと手を振って挑発。タイチも場外の石井とにらみ合いを展開。続いて石井はリングに戻り、矢野を気遣う。
スミスはマイクを握ると「ヤノ! トゥモロー!」とアピールし、花道をあとに。