3.13岡山大会で『NEW JAPAN CUP 2019』の2回戦を闘うYOSHI-HASHIとチェーズが前哨戦の8人タッグマッチで激突。
ゴングが鳴る前にチェーズがYOSHI-HASHIを背後から奇襲。ストンピングでコーナーに追い詰めていく。そしてYOSHI-HASHIを立たせると逆水平チョップだ。しかし、YOSHI-HASHIもカウンターのキックで迎え撃ち、ヘッドハンターで反撃。そして逆水平チョップで攻め込んでいく。
さらにYOSHI-HASHIはブレーンバスターの体勢に入る。だが、チェーズはこれを回避してバックを奪う。そしてYOSHI-HASHIが背後を奪い返すとコーナーのジューズにツバを吐きかけレフェリーの気を逸らせると、場外から邪道が竹刀で一撃だ。
ここから場外に連れ出し、YOSHI-HASHIをいたぶったチェーズ。続いて石森が出てきてネックツイストだ。さらにファレがボディスラムで叩きつけ、ヒクレオと一緒に踏みつけ攻撃。石森とチェーズも一緒に体重をかけてYOSHI-HASHIに圧力をかけていく。
続いて試合権利を持ったヒクレオが逆水平チョップ。しかし、YOSHI-HASHIはロープに飛ばされたところを前方回転エビ固め。ヒクレオが踏ん張ってヒップドロップを落とすと、すかさず避けて自爆させる。さらにスピンキックを炸裂させてエルガンにタッチだ。
エルガンはヒクレオに串刺し式ラリアットを連発。そしてブレーンバスターの体勢に入る。だが、そこにファレが介入。ヒクレオとダブルのショルダータックルを放とうとする。しかし、ジュースがエプロンでロープで跳ね返りそうになるエルガンをキャッチ。ヒクレオとファレの技をスカさせることに成功。
さらに突っ込んできたファレにはエルガンがビッグブーツ、ヒクレオにはジュースがロープ越しにショルダータックルだ。そしてジュースはヒクレオの背中で前転してリングに入ると、ダブルのラリアとでファレを場外に排除。ヒクレオのダブルチョークスラムを振り払い、同時にドロップキックを発射。そして、エルガンの串刺し式エルボーアタック、ジュースのキャノンボールがヒクレオに炸裂する。続けてジュースはプランチャを場外のファレに向けて発射。
ジュースのプランチャは自爆に終わったが、リング上ではエルガンがヒクレオにファルコンアロー。しかし、ヒクレオもビッグブーツからバックフリップで反撃。ここでそれぞれ上村と石森にタッチだ。上村は石森をショルダータックルでふっ飛ばし、ついでとばかりに邪道もエルボーで蹴散らす。そして石森には逆エビ固めだ。
ここはチェーズがエルボーでカットに入るが、上村はクラッチを放さずに耐えてみせる。しかし、蹴りを食らって悶絶。チェーズはカットに入ってきたYOSHI-HASHIのバンカーバスターをかわしてチェーズコンボをお見舞い。だが、YOSHI-HASHIもかち上げ式のラリアットを放ってチェーズを排除する。
上村は石森を捕まえてかんぬき式のスープレックス。だが、石森はすぐにグラウンドに持ち込み、クリップラー・クロスフェイス。上村も体勢を入れかえて逃れようとするが、石森はその動きについていって放さない。これには上村もたまらずタップ。石森がBULLET CLUBに勝利をもたらしたのだった。
試合後、チェーズとYOSHI-HASHIが張り手から乱闘。YOSHI-HASHIはフロントネックロックで固められ、BULLET CLUBの選手たちに袋叩きに遭ってしまった。
オーエンズ「YOSHI-HASHI、どうしたんだ? なんで俺との試合のあと、しゃべれると思ってるんだ? お前はつけ狙われてるんだ。わかるか? ただの獲物だ。YOSHI-HASHI、明日はオフだ。まあ、ゆっくり休んでろ。アサッテ、3月13日は、お前を脳天から突き刺してやる。パッケージドライバーでな。真っ逆さまに落としてやる。それだけだ。YOSHI-HASHiのラストデーになるのさ。そして3月13日が、ニュージャパンプロレスリングの歴史に刻まれる。お前にその次はない。最後の日になるんだからな。ふたつだけ言っといてやろう。いや、一言だけだな。『何もない』って……」
※ファレ&石森&ヒクレオはノーコメント
YOSHI-HASHI「チェーズ、あさって、岡山、シングルだろ。あのデカい2人、連れて来れねぇから。オイ、きっちりカタつけてやっから」
上村「きょうの試合は、なんか俺だけ置いてけぼり、そんな感じがあったんで。まずはジュニアの選手から。あと2ヶ月切ってるんだ。まずは、同期でもいい、1勝が欲しい。また明日から、出直します。ありがとうございました」
※ジュースは右肩を押さえて足早に控室へ
※エルガンはノーコメント