新日本プロレス本隊vsBULLET CLUBの6人タッグマッチ。オーエンズは3.8後楽園の『NJC』1回戦でIWGP US王者のジュースを撃破。タイトル挑戦を目論み、3.16奈良では無法テロでジュースを急襲した。
エルガン対ヒクレオで試合開始となるも、控えのファレ&オーエンズが背後からエルガンを襲撃し、トレイン攻撃を仕掛ける。だが、エルガンがオーエンズに延髄斬りを食らわせ、ヒクレオのタックルをファレに誤爆させる。そして、ヒクレオをボディスラムで投げると、ロープ際のラリアットでファレを場外へ落とす。
続いてエルガンはロープへ走るが、セコンドの邪道が場外から竹刀で殴る。するとエルガンはその竹刀を奪って叩き折るが、直後に背後からヒクレオが急襲。
たちまち激しい場外乱闘が巻き起こり、BULLET CLUBが本隊チームを圧倒。そのままエルガンを捕まえ、3人がかりで踏みつける。
その後、オーエンズがジュースのアクションを真似して挑発しつつ、エルガンに顔面パンチ連射を浴びせる。だが、エルガンは逆水平チョップとパワースラムで逆襲。
これでジュースとオーエンズの対決となり、ジュースが顔面パンチ連射をお見舞い。それでもオーエンズは顔面攻撃で逆転し、ジュースをエプロンへ追いやる。
しかし、ジュースがエプロンからオーエンズにタックルを浴びせてリングへ戻り、カウンターランニングネックブリーカーでなぎ倒す。そして、セントーンを繰り出すが、オーエンズが両膝でブロックし、即座に低空ランニングニーアタックで撃ち抜いた。
これでニコルス対ヒクレオとなり、ニコルスが逆水平チョップ、串刺しラリアット、ヘッドバット、エルボー、逆水平チョップと攻め込む。だが、ヒクレオがブレーンバスターでニコルスを投げ捨て、ギロチンドロップで追撃。
続いてヒクレオはチョークスラムの体勢に入るが、ニコルスが脱出。その直後、エルガンがヒクレオにローリングエルボーを食らわせるが、ファレがショルダータックルで報復する。
そのファレをジュースが場外へ追い込むも、すぐさまオーエンズが背後から急襲。しかし、ジュースが顔面パンチでダウンさせ、エプロンへのぼった邪道を場外へ転落させる。しかし、ヒクレオがカウンターシェルショックでジュースに報復。
ところが、直後にニコルスが飛びつきDDTでヒクレオを突き刺し、スライディングラリアットで追い討ち。そして最後は、マイキーボムからの片エビ固めで3カウントをゲットした。
試合後、オーエンズがジュースを襲撃し、トラースキックでKOしてしまった。
ジュース「チェーズ、俺はテンションが上がっているぞ。お前には『NEW JAPAN CUP』でやられた。お前が俺に何をしたのかわかっている。さっき場外で俺を攻撃したが、それがお前の宣戦布告か? 俺を信じろ。俺が負けたのはもう過去のことだ。1回戦で負けたのはもう終わったことだ。もう俺は次の闘いに向かっている。お前にこの(IWGP USヘビー級の)ベルトは獲れない。新日本プロレスに言いたい。試合を組んでほしい。マディソン・スクエア・ガーデンでこのベルトを懸けてリングに上がりたい。アメリカの最大のステージ、その最大のリングで、新日本プロレスの大会で俺はこの試合をやりたい。そのベルトを懸けた試合が待ちきれない。チェーズ、お前は俺とベルト懸けてやりたいのか? 俺はお前とやったら、お前を黙らせてやる。俺はこのチャンピオンシップマッチをやりたい。IWGP USヘビー級を懸けてだ。ジュース・ロビンソンがいまのチャンピオンだ。ケニー・オメガが持った。Codyも持った。そのベルトをいま持っているのは俺だ。チェーズよ、俺にチャンレンジして来い。このベルトを狙ってかかってくればいい。俺はお前を黙らせてやる。チェーズよ、お前は今日、俺を怒らせたぞ。俺はこのベルトを必ず守り抜く」
※エルガン、ニコルスはノーコメント
ファレ「クソッ! やられたぜ! アイツらズルばっかりしやがる! ズルばっかりだ!」
チェーズ「(※自分はアゴを押さえながら、目を押さえているヒクレオに)アイツら、オマエの目を攻撃したのか?」
ヒクレオ「やられた! かきむしりやがった!」
ファレ「アイツら! 俺の髪を引っ張りやがったぞ! 反則だろ!」
チェーズ「見てたか!? マイケル・エルガンの野郎! アイツ、ファレの髪を引っ張ったんだぞ! マイキー・ニコルズ! アイツはヒクレオの目を攻撃しやがった! そしてジュース・ロビンソン! あの野郎! 俺にパンチしやがった! 反則だろ!」
ファレ「ひでぇヤツらだな!」
チェーズ「反則だろ……。ジュース・ロビンソン、俺は『NEW JAPAN CUP』でオマエを倒した! 俺こそがオマエの持つIWGP USヘビー級王座に挑戦するに相応しい男のはずだ! 俺の挑戦を受けるのが怖い臆病者はやめちまえ!」
ファレ「何、アイツはオマエのことを怖がってんのか?」
チェーズ「誰がオマエの王座に挑戦するって?(※ファレと2人で人差し指を左右に振り)ジュース! もうオマエの時は終わったんだ! なぜなら今はもうBULLET CLUBタイムだからだ! 俺がオマエに挑戦してやる! いつでも、俺の気が向いたときにな! 準備はできてんのか? 俺は準備万端だぜ!」
ファレ「ジュース! (※と、2人並んで人差し指を突き立て、左右に振る)」
チェーズ「俺たちの時間だ! BULLET CLUBタイムだ! オマエの時じゃねぇ!」