試合後、マイクを握ったオカダ。「『NEW JAPAN CUP』優勝ーー!」と絶叫すると、「新日本プロレスはさ、いろんな人がアメリカに行ったけど、『NEW JAPAN CUP』物足りなかった? 俺はこの新日本のリングが世界一だと思っています。SANADAさんの言葉を借りるなら、世界で新日本プロレスが好きです! SANADAさん、今日お長岡のSANADAコール聞いたでしょ? 約束、アメリカから帰ってきたらまずSANADAさんともう一回やるよ」とSANADAとの再戦を長岡のファンに誓った。そして、「というわけでマディソン・スクエア・ガーデンでジェイ・ホワイトのクソ野郎をぶっ潰してきます!」とジェイに宣戦布告だ。
すると、花道から外道の先導でジェイがIWGPのベルトを持って登場。会場からは大ブーイングだ。ジェイと外道はリングイン。まず外道がマイクを持つ。「オカダ! 『NEW JAPAN CUP』優勝おめでとう……とは流石に言えねえな。なぜなら、おめえには地獄が待ってる。ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンで奈落の底に落ちることになるぞ、おい」と笑いながら語ると場内から大ブーイングだ。「ブーイングしているてめえらも一緒に地獄に落としてやる! それをやるのはもちろん史上最強のIWGPヘビー級チャンピオン、“SWITCH BLADE”ジェイ・ホワイトだ」と外道。
続いてマイクを握ったのはジェイ。しかし、しゃべろうとすると会場からブーイングが起きる。何度かためらったジェイだが構わず英語でしゃべり始める。
「オカダ、思いもしなかったよ…(※ブーイング)。こんなことが起こるなんて…(※ブーイング)。俺たち2人がリングの上にいる。しかし、チャンピオンは俺。お前はただのまあまあな男。でもな、これこそが俺たちが生きる現実の世界。ここで起こっていることなんだ。とはいえ、『NEW JAPAN CUP』優勝おめでとう。マディソン・スクエア・ガーデンのリングに上がれるな! 『NEW JAPAN CUP』を勝ち取るためにがんばったのだろうが、俺を倒すことはできない。ベルトを獲るなんてもってのほか。なぜなら俺はお前より強いから。俺がマディソン・スクエア・ガーデンのリングに、ベルトを巻いて入場し、ベルトを持ったまま退場するんだ。お前との試合は3連勝になる。あの世界一有名な会場で、お前は無様に横になり、SWITCH BLADEと共に呼吸するがいいさ」。ジェイと外道はひとしきりしゃべると花道を引き上げていったのだった。
再びマイクを持ったオカダ。「何を言っていたかさっぱりわからないけど、俺とお前とではレ〜〜ベルが違うんだよ!」とジェイにやり返す。そして、「ということで、新日本プロレス、マディソン・スクエア・ガーデンに行ってきます! そしてオカダ・カズチカ、IWGPヘビー級チャンピオンになってきまーす! その時はアメリカに、新日本プロレスに、世界に、いやここ長岡に金の雨が降るぞー!」と絶叫だ。
オカダは紙テープが飛ぶ中、レインメーカーポーズを決めてリングを降りると、トロフィーを持って解説席の柴田の元へ。柴田は拍手をしてオカダの優勝を称えると、「おめでとう! ニューヨークに行くから」と約束したのだった。
NEW JAPAN CUP 2019
- 日時
- 2019年3月24日(日) 13:30開場 15:00開始
- 会場
- 新潟・アオーレ長岡
- 放送
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- 観衆
- 3,991人(札止め)