元IWGPタッグ王者のテイヴェンは、ROHを席巻するユニット「THE KINGDOM」のリーダーであり、今年2月に日本で開催された『HONOR RISING:JAPAN 2019』での姿が記憶に新しい。
スカルは元IWGPジュニアヘビー級王者で、昨年12月にROHで新ユニット「VILLAIN ENTERPRISES」を結成。今年
3月にはTHE KINGDOMからROH世界6人タッグ王座を奪取している。
先月15日のROHの大会で、リーサルとテイヴェンはROH世界王座戦で60分時間切れ引き分けに。今回は同王座への挑戦権を保持しているスカルを加えた3人で、その頂点を巡って雌雄を決することに。
場外戦になだれ込むと、スカルとリーサルがラダーを引っ張り合う。すると、そこにテイヴェンがノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂。そしてラダーをリングに投入する。
場外戦でリーサルはテイヴェンとスカルを蹴散らす。さらにリーサルはテイヴェンにブレーンバスター。リーサルは花道の両はしにイスを置き、ラダーを橋のようにかける。すると、スカルがリーサルを襲撃。
さらにリーサルはテイヴェンにはエプロンを利用してのトルネードDDTをお見舞い。スカルもラダーをリングに投げ入れ、コーナーに立てかける。
リング上、スカルはテイヴェンを対角線に立てかけられたラダーに交互に叩きつける。続いてリーサルがスカルを捕らえ、ショルダースルーでラダーに打ちつける。
スカルはラダーをスカルの上に落とす。さらに場外のテイヴェンにもラダーを投げつける。
リーサルは続いてサードロープにラダーを橋のように設置。そして、カニバサミでスカルの顔面を打ちつけようとするが、踏みとどまったスカルは逆にリーサルの顔面をラダーに激突させる。
スカルはリーサルをコーナーに逆さ吊りに。そして、ラダーに挟まったリーサルの顔面目掛け、ラダーにイスを打ち付けていく。
スカルはラダーをリング中央に立て、吊るされたベルトに手を伸ばす。届かないと見るや、自身のカサを使用するが、テイヴェンが阻止。そしてトラースキックをお見舞い。今度はテイヴェンがラダーを登るが、リーサルが邪魔をする。
スカルはリーサルに逆水平チョップ連発から、フェイントを入れてヒザにキック。そしてラダーをリーサルの頭にかけて、攻撃を狙う。だが、テイヴェンがスカルを場外に排除し、リーサルにラダー越しのキック。
テイヴェンはラダーに登るも、スカルが阻止。さらにテイヴェンをラリアットで場外に落とし、エプロンからトラースキックをお見舞い。
スカルがラダーを登ると、リーサルが捕らえ、ラダーを使用した足4の字。すかさずテイヴェンがラダーを登るが、リーサルは技を解いてテイヴェンを止める。
リーサルはラダーをたたむとスカルの背中に落とす。そして足4の字を狙うが、スカルはキックでリーサルを排除。さらにエプロンからの攻撃を狙うも、ヒザにダメージが蓄積して動けず。すかさずリーサルが断崖式ガンスタンを見舞う。
続いてリーサルとテイヴェンがエプロン上で攻防。テイヴェンはリーサルをパワーボムの体勢で捕らえると、リーサルが設置していた花道のラダーに叩きつける。
リング上、スカルはラダーを設置し、登ろうとするが、テイヴェンの姿が見えると一旦下りて逆水平チョップ。さらにラダーをコーナーに立てかけ、ブレーンバスターを狙うも、テイヴェンがこらえる。すると、スカルはテイヴェンに619をお見舞い。
スカルは観客を煽り、テイヴェンにクロスフェイス・チキンウィングを狙うが、この動きを読んだテイヴェンはDDT。
テイヴェンがラダーを広げようとすると、スカルが踏み潰し、テイヴェンは手を挟んでしまう。その手にスカルは指折りを狙うが、スカルは切り抜け、ラダー目掛けてスカルをクロスローズ。
テイヴェンはコーナー近くのラダーに登るが、スカルも追いかけ、もの凄い高さから雪崩式ブレーンバスター。続いてスカルはリーサルにカサ攻撃。
リーサルはスキをついてリーサルインジェクションを仕掛けるも、こらえたスカルはチキンウィングフェイスロックの体勢へ。しかし、リーサルは後退して、スカルの背中をラダーに打ちつける。
リーサルはリング中央にラダーを設置し、ベルトに手を伸ばすが、テイヴェンが殴りかかる。するとリーサルはテイヴェンを殴り落とす。
そしてリーサルは腕を伸ばすが、スカルがその腕を捕らえ、ラダー上でチキンウィングフェイスロック 。リーサルが落ちると、スカルがベルトに手を伸ばす。テイヴェンも左手を伸ばすが、スカルはその手を捕らえて指折り攻撃。
ならばとテイヴェンは右手を伸ばすも、スカルはその手にも指折り。ここでリーサルがスカルを阻止。テイヴェンも手が動かず、ラダーからリングに落下してしまう。
リーサルとテイヴェンはエルボー合戦。そして、リーサルはラダーに向けてリーサルコンビネーション。続いてリーサルはラダーを手にし、スカルに突進。かわしたスカルはリーサルを場外投棄。
リーサルはテイヴェンを交差して重なったラダーの上に、ブレーンバスターの要領で持ち上げて腹部を激突させる。大きなダメージを負ったテイヴェンは場外へ。
ここでリーサルはスカルにリーサルインジェクションを炸裂。リーサルは新たなラダー、そしてテーブルを手にするが、スカルが阻止。
スカルは場外でリーサルに垂直落下式ブレーンバスター。スカルはテーブルを場外に設置し、エプロンでリーサルをパイルドライバーに捕らえる。これをリーサルが切り抜けると、スカルは延髄斬りをヒット。
するとテイヴェンがスカルに突進し、そのままスピアーでテーブルに叩きつける。テーブルは真っ二つに。
リーサルはもう一度テーブルを場外に設置し、テイヴェンを横たわらせる。そしてラダーを立て、捨て身のエルボードロップを敢行。またもテーブルは真っ二つに。
リング上、スカルがベルトに向けてラダーを登る。だが、リーサルも登り、ラダー上でパンチ合戦に。すると、テイヴェンが紫色の高いラダーを持ち出し、二人を尻目に登る。だが、リーサルが阻止。
スカルはラダーでリーサルとテイヴェンに一撃。スカルは紫色のラダーとトップロープのあいだに、別のラダーを橋のようにかけて登る。すると、リーサルも反対側で同じような行動をするも、テイヴェンがイス攻撃。さらにテイヴェンはスカルの足をすくって落下させる。
ここをチャンスと見たテイヴェンは紫のラダーを登る。リーサルも追うが、テイヴェンはこれを突き落とし、ついにベルトをゲット。初のROH世界王座戴冠を成し遂げた。