第5試合は後藤洋央紀&ジュース・ロビンソン&マイキー・ニコルス&田口隆祐vsジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&ヒクレオ。後藤とジュースは4.29熊本のメインで一騎打ち。ジュースとファレは4.20愛知でIWGP USヘビーを賭けて雌雄を決する。
先発は4.20愛知で一騎打ちを行なうニコルスとオーエンズ。ニコルスはオーエンズをコーナーに押し込み、逆水平チョップ一閃。さらにすばやい動きからアームホイップ。オーエンズの動きを封じたニコルスは、田口とスイッチ。
田口はオーエンズにヒップアタック。そして、田口の指示で後藤組がオーエンズにトレイン攻撃。最後は田口が串刺しヒップアタック。そしてブロックサインを出すと、後藤もブロックサインで応える。すると後藤組は連携のサンセットフリップをオーエンズに決め、ざんまいポーズ。だが、BULLET CLUBが乱入し、場外戦に持ち込む。
リング上、オーエンズが田口の土手っ腹にヒザ蹴りを連発。場外ではファレがジュースを場内の壁に叩きつける。
タッチしたジェイはTシャツを使い、オーエンズと二人がかりで田口にチョーク攻撃。ジェイは不敵な笑みを浮かべると、ジェイに逆水平チョップを連発。
さらにジェイは田口をトップコーナーに固定し、臀部に逆水平チョップ。続いてファレとヒクレオが田口を踏みつける拷問攻撃。
次はヒクレオが田口に豪快なアバランシュホールド。スイッチしたジェイは田口にバックエルボー。さらにグラウンドでのスリーパーでスタミナを奪っていく。
田口はヒップアタックを繰り出すが、ジェイはアトミックドロップ。続くバックドロップを切り抜けた田口は、ジェイにヒップアタック。
タッチした後藤はジェイに追走式のラリアット。すると、ファレとオーエンズが乱入するが、後藤はエルボー、ラリアットで切り抜ける。さらにオーエンズには牛殺しを炸裂。
勢いに乗る後藤はジェイに村正からバックドロップ。そして牛殺しを狙うも、ジェイは脱出。そして、技の読み合いから低空バックドロップ。
次はヒクレオがリングイン。後藤は張り手を連発し、突進するも、ヒクレオがショルダータックルでダウンを奪う。そしてブレーンバスターを仕掛けるも、後藤は脱出。そこからラリアットの相打ちを二度繰り返したのち、後藤がラリアットでヒクレオの巨体をなぎ倒す。
タッチしたジュースはヒクレオに串刺しラリアットを連発。そしてキャノンボールを決め、トップコーナーからダイビングクロスボディ。オーエンズがカットに入ると、ニコルスが場外に連れ出す。
ジュースはパルプフリクションをヒクレオに繰り出そうとするが、ファレがカットし、グラネードの体勢に捕らえる。しかし、ジュースは切り抜けてナックルパンチ。さらにラリアットでファレを場外に落とす。
ヒクレオはスキをついてジュースにフラットライナー。しかし、ジュースもヒクレオにDDTをお見舞いし、ナックル一閃。最後はパルプフリクションでヒクレオから3カウントを奪取した。
試合後、後藤とジェイ、ジュースとファレが挑発合戦を繰り広げた。
ファレ「ジュースのクソッタレ! 待っとけよ! 俺はもう待ちきれないぞ。お前から必ずベルトを獲ってやる。お前はただただ待っとけ。それだけでいいんだ」
ジェイ「今のパフォーマンスを見て、ジュースはバッドラック・ファレを投げられると思うか? 次の試合ではバッドラック・ファレが必ずベルトを獲ってくれるだろう。ベルトと言えば俺のことだ。俺はこのあいだ、MSGでベルトを獲られた。MSGでのオカダはただラッキーだっただけだ。次はゴトーか? ゴトーとシングルでやることになったけど、あいつは俺と同等だと思っているのか? なぜ俺とゴトーが同等なんだ? 俺はNEW ERAをこのシリーズからスタートさせる」
※オーエンズ&ヒクレオはノーコメント
田口「このシリーズに自分のこれと言ったテーマはないですけれども、シリーズが終わってから『タカタイチメ~イニア』(※本人発音ママ)で……タイチ、このシリーズ、ベルトに挑戦するんだろ? ベルト獲って来いよ! ベルト獲って来いよ! 『タカタイチマニア』のメインでベルト懸けられるだろ? 挑戦してやるよ!」
ジュース「みんな見たか? 俺のホットでセクシーなパンツを。新しいコスチュームだぜ。コスチュームだけじゃないぞ。次に俺がフォーカスするのはファレ戦だ。バッドラック・ファレを俺は必ずマットに叩きつけてやる。俺を信じてくれ。お前のデカい体を必ず叩きつけてやる。『レッスルマニア3』のハルク・ホーガンvsアンドレ・ザ・ジャイアントの再現だ。ファレの重い体重を名古屋で必ずマットに叩きつけて地獄に落としてやる! そしてアンダーボスを必ずマットに沈めるんだ。覚えておけよ、大男! アディオス!」
後藤「お待たせしました。後藤洋央紀がついに蘇ります。踏み台はジェイ・ホワイト、(※テレビカメラを指差し)お前だ!」
※ニコルスはノーコメント