第6試合は4.20愛知でIWGPインターコンチネンタルで対峙する王者の飯伏幸太と挑戦者のザック・セイバーJr.が、それぞれYOSHI-HASHI&獣神サンダー・ライガー、タイチ&TAKAみちのくとトリオを結成して激突。ザックはブリティッシュヘビーのベルトを巻いてリングイン。TAKAはマイクを握ると、いつものように「この試合、勝つのは誰ですか~!?」と場内を煽り、相手チームを呼び込む。飯伏はインターコンチのベルトを腰に入場。
先発はYOSHI-HASHIとタイチ。タイチは相手をじらすようにゆっくりと入場コスチュームを脱ぐ。ゴングが鳴ると「YOSHI-HASHI」コールが巻き起こる。
タイチはなかなか相手と向きあわず、不敵な笑み。するとライガーがと怒号を浴びせ、場内を沸かせる。
ようやくタイチが向かい合うと、YOSHI-HASHIを背後からザックとTAKAが襲撃。そして鈴木軍はトレイン攻撃を狙うも、YOSHI-HASHIは切り抜け、タイチにティヘラ。さらに串刺し逆水平チョップを叩き込み、挑発するようにタイチの頭をはたいていく。
タイチはYOSHI-HASHIにソバットを見舞い、アックスボンバー。しかし、かわしたYOSHI-HASHIはヘッドハンター。スイッチしたライガーは、場外に落ちたタイチにスライディングキック。さらに飯伏がリングに戻したタイチに対し、ロメロスペシャルを狙うが、ザックが背後からコブラツイストで捕獲。飯伏がカットに入ると、ザックは技をほどき、飯伏にもコブラツイスト。
タイチは場外でライガーを鉄柵に叩きつけ、さらに観客席に投げつける。ザックは場外で飯伏にエルボー。
ライガーがリングに戻ると、鈴木軍は3人がかりで踏みつけ攻撃。続いてザックが執拗にライガーの腕をねじり上げる。次はTAKAがライガーにアームブリーカー。
タッチしたタイチはライガーのマスクに手をかけ、精神的に揺さぶりをかける。劣勢のライガーだったが、TAKAに雪崩式ブレーンバスターを敢行。
次は飯伏とザックのマッチアップ。飯伏は打撃のコンビネーションからその場飛びムーンサルトプレス。続いてバックの取り合いから、ザックが左腕にオーバーヘッドキック。しかし、飯伏もフランケンシュタイナーで反撃。
続くキックは、ザックが蹴り足を捕らえてSTF、そして変形のカマ固め。飯伏がロープに逃げると、ザックは強烈なエルボー。飯伏もキックを返し、YOSHI-HASHIとスイッチ。
YOSHI-HASHIに対し、ザックがネックツイスト。さらにTAKAがYOSHI-HASHIに二段蹴り。ここから鈴木軍はトレイン攻撃。
TAKAは気合を入れてパンタロンを脱ぐが、ライガーが掌底でカット。するとザックがライガーにエルボー。だが、飯伏がミサイルキックでザックを蹴散らす。さらに場外に落ちたザックにプランチャ。
リング上、TAKAがYOSHI-HASHIにスーパーK。しかし、YOSHI-HASHIはカチ上げラリアットから、一気にKUMAGOROSHIを決めてTAKAから3カウントを奪取した。
ザック「タナハシ、お前はイブシにとって神みたいだけれど、お前はもう終わった。MSGでタナハシはいなくなった。エースもいない。消えたんだ。お前の神、イブシにとっては神だろうが俺には神はいない。すなわち俺がレスリングの神なんだ。俺がレスリングのレジェンドで神なんだ! レスリングの神を誰が信じる? そんなものはいないんだ。俺が神なんだよ」
タイチ「全部勝ってるだろう、こいつ? 棚橋にも勝った、飯伏にも勝った、内藤にも勝った、オカダにも勝った。おい、一番強ぇじゃねぇか、ザックがよ。調子に乗んじゃねぇぞ。ザックがチャレンジャー? 調子乗んなよ。オメェだろ、チャレンジャーは」
ザック「タイチが次のNEVERのチャンピオンだ。ところであのNEVERのチャンピオンはどこに行ったんだ? ジェフ(・コブ)はいったいどこに行った?」
タイチ「あいつどこ行った? ジェフ・コブタ。コブタ! ブタみてぇな顔しやがって、コブタ! この野郎! どこ行った? なんで来ねぇんだよ。チャンピオンだろ? なんで来ねぇんだよ。俺は全戦参加させられて、あいつは半分か? 最初からハンデか? ハンデキャップマッチか? またそういうことやんのか? オイ、いいぞ。テメェ、デブだからな。ただのコブタだからな。体力あんまねぇだろう。ハンデやるよ。いいぞ、それで。それでやろうぜ。そのほうが負けたら恥ずかしいだろう」
ザック「イブシ、お前は王者としてせいぜい今だけエンジョイしておけ。お前はタナハシと同じ結果になる。次はお前だ! 同じ結果になるんだ。すなわち、俺が次のIWGPインターコンチネンタルのチャンピオンなんだ」
※TAKAはノーコメント
※飯伏&YOSHI-HASHI&ライガーはノーコメント