『Road to レスリングどんたく 2019』第2戦の高崎大会。前日の開幕戦に引き続き、各地で行われるタイトルマッチの前哨戦を主体としたカード編成となった。
オープニングマッチは、辻vs上村のヤングライオン同期対決。この対戦カードは2大会連続で、前日は辻が待望のシングル初勝利をあげている。
ゴングと同時に上村が仕掛けるが、辻は冷静に対処。さらに、ヘッドロックからショルダータックル、ボディスラムへ繋ぐ。
このまま辻のペースとなり、背中へのエルボー、キャメルクラッチ、スリーパーホールドと一気に攻め込む。
だが、上村はカウンタードロップキックで逆転し、串刺しドロップキックで追撃。そして、ボディスラムの体勢に入るが、辻が抵抗して反対に投げる。
続いて両者がエルボーを打ち合い、競り勝った上村がロープへ走る。しかし、辻がショルダースルーで投げ飛ばし、アバランシュホールドで追撃。
さらに辻はチョップ連打を浴びせるが、上村が追走式ジャンピングエルボーで逆襲。そして、かんぬきスープレックスで辻を叩きつけると、逆エビ固めで捕獲する。
苦しくなった辻はロープへにじり寄るが、上村がリング中央へ引き戻す。そして、こん身の力で絞り上げると、ついに辻がギブアップ。上村が前日のリベンジに成功し、待望のシングル初勝利をあげた。
試合後、両者は握手をかわして退場した。