Road to レスリングどんたく 2019 ～安芸の国戦国絵巻～

日時: 2019年4月26日(金) 17:00開場　18:30開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ・小アリーナ
放送
観衆: 2,034人（札止め）

第2試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合はYOSHI-HASHI&タイガーマスク&トーア・ヘナーレvs鈴木みのる&金丸義信&エル・デスペラード。

　ゴング前に鈴木軍が襲撃。鈴木はYOSHI-HASHI、金丸はヘナーレを場外戦に連れ込む。リング上、タイガーがデスペラードにキックの連射。しかし、デスペラードは顔面かきむしりでひるませ、串刺し攻撃。しかし、タイガーはこの動きを読んで場外に追放。そしてトペ・スイシーダを狙うが、鈴木がエプロンから妨害。さらにぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字へ。
　続いて鈴木はYOSHI-HASHIを場外の鉄柵に叩きつける。さらにYOSHI-HASHIを観客席に放り投げてストンピング。暴走状態の鈴木は鉄柵を掲げ、YOSHI-HASHIに投げつけていく。
　リング上、鈴木軍が3人がかりでタイガーにストンピング。そこからデスペラードはタイガーのマスクを剥ぎに出る。負けじとタイガーはデスペラードにキックで反撃し、逆にマスク剥ぎへ。だが、しのいだデスペラードはタイガーを自軍コーナーに叩きつける。
　スイッチした鈴木はタイガーに脇固め。すかさずYOSHI-HASHIがカットに入り、ストンピングを連発。ここから鈴木とエルボー合戦へ。YOSHI-HASHIは強烈な逆水平チョップを入れるが、鈴木は舌を出して不敵に笑うと、鋭いエルボー。
　金丸はタイガーの後頭部にエルボーを落としていく。さらにフロントキックを決め、ロープに走るが、タイガーがカウンターのジャンピングニー。すかさずデスペラードが突進するも、タイガーはカウンターのケブラドーラ・コンヒーロ。
　スイッチしたYOSHI-HASHIはデスペラードにティヘラ。さらに金丸にはヘッドバスター。勢いに乗るYOSHI-HASHIは金丸をトップロープに腹ばいに固定してドロップキック。
　だが金丸も低空ドロップキックで危機を回避。タッチした鈴木はYOSHI-HASHIに串刺しフロントキックからサッカーボールキック。しかし、YOSHI-HASHIはその蹴り足を掴み、スピンキックをヒット。
　次はヘナーレが鈴木にエルボーを連発。さらにフライングショルダータックルを決め、ここからYOSHI-HASHI組がトレイン攻撃。続いてヘナーレが鈴木にサモアンドロップ。フォールは鈴木軍がカットに入るが、YOSHI-HASHI組は分断作戦へ。
　ヘナーレは鈴木に力強いランペイジ。だが、鈴木はスキをついてスリーパーへ。そこからすばやくゴッチ式パイルドライバーを決め、一気に3カウントを奪取した。

COMMENT

鈴木「へッ、ナメんじゃねぇぞ、この野郎。ああ？俺を、お前らの楽しそうなゲームから排除して、前座にいかせて。お前らこれで、俺たち鈴木軍の、この手から逃れたと思ってる。タダで済むわけねぇだろ、この野郎。そうだろ、金丸、デスペラード？」
金丸「オイ、タイガーマスク、『（BEST OF THE）SUPER Jr.』出るらしいな。体が全然、動いてねぇじゃねぇか、お前、オイ。頭も使わなきゃ、体も動かねぇ」
デスペラード「成田出せよ、成田。あいつ元気いいじゃねぇか。何年連続出てる？だからどうした？」
金丸「出てるだけだろ？」
鈴木「それとあとは、今の俺に、お前ら、用はねぇんだよ。今日やったヤツ、今の俺に、お前ら、用はない。俺が用あるのは、今日いない“あいつ”だ」
　
タイガー「まあ、金丸、デスペラード、ま～たマスクを取り始めてきた。それはもう、あいつらが『（BEST OF THE）SUPER Jr.』を意識してるからだろ。一筋縄では勝てないって、あいつらわかってると思うから。だから、こういうことしてくる、動揺作戦だと思うけど。まあ別に、それをやるんだったら、いつでもやってくれと。そのかわり『SUPER Jr.』で、どっちの相手になるか知らないけど、キッチリ獲らしてもらうから。あと鈴木。俺はアンタが素晴らしい技術を持ってるのはよく知ってる。そして（※自身の胸を指して）ここも強いのもよく知ってる。しかし、俺もお前には負けねぇぞ。今はライガーがお前のこと狙ってるかもしれないけど、俺もいつでもお前のこと狙いにいくぞ。それを知ってるのは、昔から俺を応援してくれてるファンだと思う。ナメんなよ」
ヘナーレ「（※YOSHI-HASHIに向かって）ソーリー、ソーリー」
YOSHI-HASHI「OK、OK。今シリーズ、鈴木軍と当たること多いし、ザック・セイバーが俺に、ベルトチラつかせたこと、俺は忘れてねぇからな。覚えとけよ」
ヘナーレ「またスズキに負けた。だけど恥ずべきことじゃない。キングと言われる男にずっと負けようとも、恥ずべきことじゃない。トップにいる1人が相手だから。どこまでも追いかけていく。多くのリングがある中で、俺を狙って狙わざるを得なくする。それと、今夜、コーラクエンで言ったように、2人を見てる。ジェフ・コブとタイチ。タイチ、俺はお前に勝負を挑みたい。俺が挑戦する。俺は闘いたいんだ。俺の挑戦を受けろ。タイチ、返事をくれ。日時はお前が決めていいから。俺はそれで構わない。なんなら、2人に割って入って3人でもいいぞ。どっちが勝とうが、俺に挑戦させろ。そのNEVER（無差別級）のベルトに。カモン！」