新日本プロレス本隊&CHAOSvsBULLET CLUBの8人タッグマッチ。前日の熊本大会で行われたIWGPタッグ戦では、王者組のタマ&タンガが真壁&矢野の挑戦を退けている。また、ファレはシングルマッチでニコルスを下した。
いきなり乱闘で試合が始まり、タマ&ヒクレオが矢野を捕まえる。それでも矢野はニュートラルコーナーのクッションを外すが、タマに捕まってしまい、ヒクレオが逆水平チョップの発射体勢になる。しかし、矢野は寸前で脱出し、素早く本間にタッチした。
本間対タマとなり、本間がショルダータックルから小こけしに行く。ところが、セコンドの邪道が場外から竹刀で殴り、大規模な場外乱闘が勃発。
ここからBULLET CLUBが本間を捕まえ、ヒクレオが強烈な逆水平チョップを連発。その後、タマが小こけしを繰り出すが、本間が身をかわして自爆させる。
そこへタンガが入るも、本間がラリアットをブロックし、ヘッドバットでダウンさせる。そして、小こけしを命中させ、真壁と替わった。
その真壁はタンガに対し、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。それでもタンガはカウンタースピアーで巻き返すが、真壁が右のショートレンジラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットでなぎ倒した。
ニコルス対ヒクレオとなり、タマがニコルスをコーナーの金具へ叩きつける。そして、ヒクレオが串刺しラリアット、タマが串刺しジャンピングボディアタック、ファレが串刺しボディアタック、ヒクレオがスイギングネックブリーカー、変型コンプリートショットで追撃する。
しかし、ニコルスがラリアットでヒクレオをダウンさせ、エプロンへ上がった邪道を場外へ転落させる。そして最後は、カウンターのマイキーボムでヒクレオを沈めた。
本間「今日で、平成が終わり。勝ってよかった。終わりよければ、すべてよし。俺が勝ったんじゃないかもしんねぇけど、勝ちは勝ちだ。気分よく、平成を終われる。明日から令和。どんな年になるか、どんなふうになるか、まったく想像はつかねぇけど、でも、明るい未来、自分で、自分の力で切り拓いてみせる。いや、こけし頼みですんで、こけしの力で切り拓いてみせる。あと、昨日の真壁さんと矢野のIWGPタッグ(選手権試合)。負けてほしかったけど、でも正直、負けるとショックでしたね。だから、俺は、俺が上がっていくしかないから。今のままでいったら、旧GBH、真壁、矢野でやられたから、俺がいくまで、寒くなるまで力をつける。今日でで終わりましたから、また新たなこけし、見せていきますんで、よろしくお願いします。こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ」
※真壁&矢野&ニコルスはノーコメント
タマ「ヘイ、マカベ、ヤノ、そんなものか。昨日だ。今日じゃない。俺たちを止めて、このベルトを獲れるもんか。俺たちが最強なんだ。俺たちの方が頭もキレるし、天才肌だ。だからG.o.Dなのさ」
タンガ「マカベ、なんなら別のヤツを引き連れてまた挑戦してくるか。タッグリーグでやられてるしな。でも、またお前を叩きのめすだけだ。ヤノとでもホンマとでも、叩き潰してやる。頭がキレるヤツとでもいいし、ほかのヤツとでもいい。ただ、同じ結果になるだけだがな。タッグパートナーが誰であろうと、同じことさ」
タマ「もういい、お前とは終わりだ、終わり。俺たちは先へ進む。チャレンジャーは誰でもいい。オープンチャレンジだ。誰でもいいぞ、誰でも……」
タンガ「そうさ、誰でも……」
タマ「まあ、オレたちの餌食になるだけだがな。もっと練習して、もっとプッシュアップして、大胸筋を鍛えてから来い。俺たち以上の体を作ってから来やがれ。その時が来るのを楽しみにしとくぜ。じゃあな」
※ファレ&ヒクレオはノーコメント