『BEST OF THE SUPER Jr.26』第2戦にして、仙台サンプラザホール大会2連戦の2日目。Bブロック公式戦の初戦を中心に、全9試合が組まれた。
第1試合は、新日本プロレス本隊&ROHvs鈴木軍の6人タッグマッチ。翌日(5月15日)の弘前大会で行われる『SUPER Jr.』Aブロック公式戦タイガーvs金丸、グレシャムvsTAKAのダブル前哨戦でもある。
TAKA対グレシャムで試合が始まり、TAKAがグレシャムの頭をポンポンと軽く叩いて挑発。そこから両者が腕を取り合い、互角の勝負を見せる。だが、TAKAがサミングでグレシャムに不意打ちし、指攻撃で追撃。これでグレシャムの動きが止まると、タイチとTAKAが場外でいたぶる。
ここから鈴木軍がグレシャムを捕まえ、代わる代わるの指攻撃でさらに痛めつける。しかしグレシャムは、金丸&TAKAの連携攻撃から逃れ、2人を衝突させる。そして、金丸のバックドロップを切り返し、そのままボディプレスでTAKAを押し潰す。
その直後、グレシャムはスタナー、シャイニング延髄斬りで金丸に追撃。ここでタッチを受けたタイガーが、コーナー最上段からのフライングボディアタックで金丸をなぎ倒す。すると、TAKAが背後から羽交い絞めにするが、タイガーが両脚キックで金丸の突進を止め、カンガルーキックでTAKAを排除。
タイガーの攻撃は続き、金丸にリバースダブルアームバーを極める。ところが、控えのTAKAがロープワークを妨害し、金丸がタイガーの左膝を低空ドロップキックで撃ち抜く。そこから金丸はリバースDDTで突き刺すが、タイガーも負けずにタイガードライバーで挽回した。
辻対タイチとなり、辻のエルボー連打に対してタイチがフロントハイキックで報復。しかし辻は、ミドルキックを受け止め、カウンターショルダータックルを食らわせる。
続いて辻&グレシャムがタイチにトレイン攻撃を敢行し、辻がカウンターアバランシュホールドに繋げる。そして、逆エビ固めを仕掛けるが、タイチが顔面攻撃で脱出。
それでも辻は串刺し攻撃に行くが、タイチが身をかわし、直後にTAKAが串刺しジャンピングニーアタックをお見舞い。そして、タイチが間髪入れずに串刺しアックスボンバーで続く。
次にタイチはショートタイツ姿になってスピンキックを放つが、辻が回避してスクールボーイで丸め込む。だが、タイチがカウンターローリングソバットを浴びせ、今度こそミドルキックで側頭部を蹴る。
ここでタイチが聖帝十字陵を極めると、金丸がタイガーのマスクに手をかけて分断。さらに、TAKAがジャストフェースロックでグレシャムのカットを妨害し、たまらず辻がギブアップした。