『BEST OF THE SUPER Jr.26』第9戦にして後楽園ホール3連戦の最終日。今回も全10試合すべてが『SUPER Jr.』公式戦というラインナップになった。
オープニングマッチは、2勝3敗同士の対決となったタイガーvsSHOの『SUPER Jr.』Aブロック公式戦。
試合開始直後、手四つの体勢からタイガーがモンキーフリップ。そこから両者がグラウンドでもつれ合い、ロープブレイクとなる。
その後、SHOが片脚タックルに行くが、タイガーが潰して変型腹固めで捕獲。そして、腕や胸板へ強烈なキックを連発する。
これでSHOの動きが鈍ると、タイガーは脇固めで追い討ち。そして、またもやSHOの胸板へ強烈なキックを打ち込んで行く。
しかしSHOは、カウンタースピアーでタイガーに逆襲し、串刺しラリアット、ブレーンバスターで追撃。そして、バッククラッカー、腕ひしぎ逆十字固め、ショルダーアームブリーカー3連発へ繋ぐ。するとタイガーはカウンターローリングソバットで反撃に出るが、SHOがすぐさまカウンタージャンピングニーアタックで巻き返す。
続いてSHOはパワーボムの体勢に入るが、タイガーが脱出して真空飛び膝蹴り。さらに、ランニングでもう1発真空飛び膝蹴りを食らわせる。
次にタイガーは、タイガードライバーの体勢でSHOを浮かせ、膝蹴りを打ち込む。そして、ローリングソバットを頭部へ見舞い、タイガードライバーで叩きつける。
それでもSHOがフォールを返すと、タイガーはタイガースープレックスの体勢に入る。しかし、SHOが腕をクロスさせてタイガーを持ち上げ、変型ショックアローで突き刺す。
それでもタイガーはカウンターローリングソバットで挽回し、ハイキックを発射。それをSHOがかわしてラリアットを放つが、今度はタイガーが身をかわす。しかし、直後にSHOがショートレンジラリアットをお見舞い。
続いてSHOはロープへ走るが、タイガーが飛びつき回転十字固めで丸め込む。しかし、SHOがキックアウトし、カウンターラリアットでタイガーをなぎ倒す。そして、バックドロップ式バッククラッカーで追撃すると、最後は(正調)ショックアローで勝負を決めた。
試合後、両者は正座してお互いに頭を下げ、握手と抱擁で健闘を称え合う。そして、タイガーが勝者SHOの手を掲げた。