『BEST OF THE SUPER Jr.26』第8戦として開催される後楽園ホール3連戦の中日。
第1試合は、無傷の4連勝でBブロック単独トップに立ったファンタズモが登場。対するは、4戦全敗で苦しい展開の続いているヤングライオンの成田。
試合開始直後、ファンタズモがコーナーを利用してムーンサルトを披露し、成田を挑発。そこから弓矢固めを極めるが、成田が押し潰す。
さらにファンタズモは顔面攻撃や踏みつけ攻撃などで成田を痛めつけ、ファンのブーイングを浴びる。しかし、お構いなしで成田をコーナーで宙づりにし、急所を踏みにじる。
ファンタズモの攻撃は続き、ローキックで成田の頭部を撃ち抜く。そして、リストをロックしたままトップロープの上を歩くと、セカンドロープとトップロープを何度も飛び移る。そして、トップロープからダイブするが、成田が受け止め、そのままフロントスープレックスで叩きつける。
これで勢いに乗った成田は、串刺しバックエルボー、ショルダータックル、ブレーンバスターで追撃。だが、ファンタズモが逆襲し、延髄斬りでダウンさせる。
続いてファンタズモはCR IIの体勢に入るが、成田が首固めに切り返す。そして、ファンタズモに返された直後、逆さ押さえ込みを繰り出す。
これもファンタズモがクリアすると、成田はジャーマンスープレックスホールドで3カウントを狙う。それでもファンタズモが肩を上げると、成田は串刺し攻撃に行く。しかし、ファンタズモがカウンタートラースキックで迎撃。
ここでファンタズモは再びCR IIの体勢に入るが、成田が脱出して逆エビ固めで挽回。だが、ファンタズモが変型首固めに切り返す。
さらにファンタズモは、変型ヘラクレスカッターで成田を叩きつけ、最後はフロッグスプラッシュからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
試合後、ファンタズモは動けない成田を捕まえ、CR IIで完全にKO。これで場内がブーイングに包まれると、リングサイドのファンから奪った帽子を蹴り飛ばし、さらに大きなブーイングを浴びた。