新日本プロレス本隊vsヴィラン・エンタープライゼスのタッグマッチ。なお、IWGP US王者のジュースは、『SUPER Jr.』優勝決定戦が行われる6月5日(水)両国国技館で、ジョン・モクスリーの挑戦を受ける。
ジュースとスカルのマッチアップで試合がスタートし、ジュースがショルダータックルを受け止める。そして、怪鳥ポーズで挑発すると、反対にショルダータックルでスカルを吹き飛ばした。
ヘナーレ対キングとなり、両者が逆水平チョップ合戦を展開。その後、ヘナーレがジャンピングショルダータックルを繰り出すが、キングが受け止める。それでもヘナーレはトラースキックを浴びせるが、キングが倒れず、カウンターラリアットをお見舞い。
これでヘナーレが孤立する展開となり、スカルが延髄斬り、キングが串刺しラリアットでサンドイッチ。さらに、スカルがヘナーレの腕を折り畳み、上からストンピングを落とす。
ヘナーレのピンチは続き、キングがスカルのアシストを受けてジャンピングボディプレス。そこからスカルが大声でブレーンバスターを予告するが、ヘナーレが反対に投げ捨てて脱出した。
ジュース対キングとなり、ジュースが顔面パンチ連射を浴びせて行く。そして、締めの1発を狙うが、キングがカウンターパンチをお見舞い。
続いて2人がエルボー合戦を繰り広げ、ジュースがパルプフリクションを仕掛ける。そこからキングが脱出し、ヘッドシザースホイップでジュースを投げ飛ばす。
これでジュースがセカンドロープへもたれかかると、キングのローリングセントーン&スカルの619というサンドイッチ攻撃が炸裂。そして、キングがオール・シーイング・アイの体勢に入るが、ヘナーレがカットに入る。
そこからジュース&ヘナーレは連携攻撃を仕掛けるが、キングがフライングボディアタックでまとめてなぎ倒す。その直後、キング&スカルがもう1度サンドイッチ攻撃に行くが、ジュースが身をかわし、スカルがジャンピングハイキックでキングの頭部を蹴ってしまう。
その直後、ジュースが今度こそキングの顔面にパンチを食らわせ、パルプフリクションで葬った。
ジュース「なあ、何を言わせたい? もう言うことはないけど、ひとつだけ。これだけな。まあ、もうみんな知ってるけど、リョーゴクでジュース・ロビンソンとジョン・モクスレーが闘う。俺たちのこれまでの関係もわかってるよな? 付け加えるなら、(※IWGP USベルトを掲げて)すべてはこれが意味している。わかってるか? 俺が何をすべきかが、これに集約されている。守り抜くことだ。今の彼がどういうヤツなのかはわかってる。どういう闘い方をしてくるかもわかってる。これを狙ってきたのがどういうことかもわかってる。これを奪ってみな。『ベルト強奪』という見出しが浮かんでるんだろうけど、そんなことはさせない」
ヘナーレ「まず言っておこう。いつものセリフだけど、オカヤマノ・タメニ・タタカウ。今回のツアー、最後にいい形で勝てた。勝って終わるっていうのは、いい気分だ。この気分を噛みしめてるよ。その気分を味わわせないようにと、ブロディ・キングのチョップを叩き込んできた。ブロディ、もっと来い。これぐらいじゃ、なんてことない。もっと暴れて来い。まずはお前を狙ってやる。お前のチョップの一つひとつを、この体で受け止めてやる。お前が望む場所、ROHでも構わないし、オーストラリアでもイギリスでも構わない。ブロディ・キングよ、かかって来い。俺はどこでもいいぞ。もちろん日本ででもな。カモン、ブロディ・キング」
スカル「ニュージャパン・プロレスリング、シンニホンプロレス、お前たちは、俺たちがヴィラン・エンタープライゼスだということを忘れてしまってるだろ? ここに来たのは、ニュージャパン・プロレスリングを支配するためだ。そのためだったら、裏切りでも何でもする。俺たちエンタープライゼスは、相手を問わず闘う。ニュージャパン・プロレスリングよ、(※ROH世界6人タッグベルトを示して)これに挑戦してこい。リョーゴクに、お前たちの最高のチームをよこせ。俺たちが勝利して、ニュージャパン・プロレスリングよりはるかに優れていることを見せつけてやる。これ(を持っているチーム)こそが、最大に最高なんだ! どの団体だろうが、俺たちが支配する。ROHも、オーストラリアも、ヨーロッパも関係ない。そして今、俺たちはニュージャパンを支配する。最高の待遇で俺たちをもてなすんだな」
※キングはノーコメント