第4試合は棚橋弘至&トーア・ヘナーレ&YOH&SHOvsジェイ・ホワイト&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ&石森太二。
ROPPONGI 3K(SHO&YOH)は6.16後楽園で、石森&ファンタズモ組に敗れてIWGPジュニアタッグから陥落。だが、YOHは本日25日が誕生日ということもあり、シリーズ最終戦で有終の美を飾りたいところ。
裕二郎はダンサーのピーターを伴って入場。ジェイはセコンドの上村を暴行してからリングイン。BULLET CLUBのセコンドには外道の姿。
先発は共に宮城出身のYOHと石森。石森は逆水平チョップ。さらにトリッキーな動きでYOHを翻弄。しかし、YOHもフライングフォアアームで反撃。
するとオーエンズが飛び出すが、RPG 3Kは連携の低空ドロップキックをお見舞い。ここから棚橋組が石森に4人でのドロップキックを放つが、石森はエスケープ。これを合図にBULLET CLUBは場外戦を仕掛ける。ジェイは棚橋を客席に放り投げる。
リング上、オーエンズがSHOにストンピング、エルボー、逆水平チョップと打撃でダメージを与える。SHOもエルボーを返すが、オーエンズは張り手。さらにレッグスプリット。
次はジェイがSHOの左足に集中攻撃。逆片エビ固めで締め上げるが、SHOはロープエスケープ。だが、ジェイはなかなか離さない。
続いて裕二郎がSHOの左足にボディプレス。そしてSHOを立ち上がらせ、ロープにはりつけて顔面にフロントキック。劣勢のSHOだったが、裕二郎のフィッシャーマンバスターを切り抜け、スピアーをお見舞い。
次は棚橋とジェイのマッチアップ。棚橋はフライングフォアアームを決めると、ジェイの蹴り足を捕らえる。YOHも石森の足を捕獲し、ドラゴンスクリューの競演。
棚橋はジェイにボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからのサンセットフリップ。そしてスリングブレイドを狙うが、かわしたジェイは低空バックドロップ。
ジェイは串刺しエルボーからブレーンバスターの体勢で持ち上げようとするが、棚橋は切り抜ける。そして技の切り返し合戦から、ジェイがブレードバスターを炸裂。続いてブレードランナーを狙うが、棚橋はツイスト&シャウトで切り返す。
スイッチしたヘナーレは、ジェイに串刺しラリアット、サモアンドロップ。ここで裕二郎がリングに入るが、ヘナーレは同士打ちを誘い、裕二郎にトラースキック。
勢いに乗るヘナーレは、ジェイに滞空ブレーンバスターを炸裂。だが、フォールはオーエンズがカットイン。そのオーエンズをYOHがうまく場外に落とす。
続いて石森がYOHに襲いかかるが、RPG 3Kがダブルのジャンピングニー。そして、YOHが棚橋と共に、場外のBULLET CLUBに向けてダブルのプランチャを発射。
リング上、ヘナーレはジェイにランペイジ。そしてTOAボトムの体勢に入るも、ジェイはこらえる。するとヘナーレはヘッドバットを叩き込み、ラリアットをヒット。
ジェイがフォールを返すと、ヘナーレはTOAボトムへ。だが、ジェイは背後に回ってSSSをお見舞い。そして一気にブレードランナーを放ち、3カウントを奪取。BULLET CLUBが勝利を収めた。
すると、その背後から後藤が襲撃し、ジェイをラリアットで吹っ飛ばす。後藤は自身を見つめ直すために出稽古に訪れた、盟友・柴田勝頼がコーチを勤めているLA DOJOのTシャツを着用している。
すかさず外道が後藤に殴りかかるも、後藤は牛殺しをお見舞い。ここでジェイが後藤に攻撃を見舞おうとするが、後藤が鋭い視線でにらみつけると、ジェイはエプロンまで後ずさる。そして、リングから離れ、距離を取る。
後藤はマイクをつかむと「オマエは『G1』を勝ち抜くことはできない。なんでかわかるか? この俺がリングに戻ってきたからだ!(場内拍手&歓声)」と咆哮。
ジェイはエプロンに上がるが、後藤が近寄るとそのままリングを離れ、外道をピックアップして花道を下がる。すると、その背中に向けて後藤が「オイ! 二人まとめてやってやるからよ。覚悟しとけ(場内拍手&歓声)」と戦線布告。
後藤は「『G1 CLIMAX』、首を洗って、待っとけ! 以上!」と柴田のように叫び、場内が歓声と拍手に包まれる中、気合十分の表情で退場した。