『G1 CLIMAX 29』第18戦として開催される日本武道館3連戦の中日。Bブロック公式戦の最終試合が行われ、ついに優勝決定戦の組み合わせが決まる。
第1試合は、ヤングライオン同期コンビによるタッグマッチ。
海野対辻で仕合が始まり、辻がロープ際でクリーンブレイクせずに不意打ち。さらに、エルボー連打からヘッドロックで絞る。
その後、辻のショルダータックルに対し、海野もタックルをお返し。そこから両者がエルボーを打ち合い、競り勝った海野がロープへ走る。だが、辻がカウンタードロップキックでなぎ倒す。
これで海野は動きが鈍ってしまうが、カウンターバックエルボーで辻に報復。そして、間髪入れずに低空ドロップキックを食らわせる。
ここから辻は沈黙してしまい、海野がエルボー連打、ストンピング、エルボースマッシュ、スイングネックブリーカードロップ、スリーパーホールドなどで攻め立てる。しかし辻は、アバランシュホールドで逆転に成功。
成田対上村となり、成田がフロントスープレックス、上村がかんぬきスープレックスを仕掛けるが、いずれも不発となる。そこからエルボー合戦となり、連打で押し切った上村がショルダータックルを見舞う。
続いて2人が再びエルボーを打ち合い、そこから成田が左右の張り手連打を浴びせる。そして、そのままハンマーブロー、ストンピングを食らわせ、逆エビ固めを極める。
苦しくなった上村はロープへ近づくが、成田がリング中央へ引き戻す。それでも上村は再びロープへ手を伸ばすが、またもや成田が引き戻し、ついに上村を屈服させた。
試合後、場外で海野と辻が番外戦を開始。海野が辻をダウンさせ、激しく踏みつけた。