『G1 CLIMAX 29』第5戦にして、後楽園ホール3連戦の初日。Aブロック公式戦の第3試合と、Bブロックの前哨対決が繰り広げられる。
第1試合は、石井&上村vsモクスリー&海野のタッグマッチ。石井とモクスリーは、翌日(7月19日)の後楽園大会で行われる『G1』Bブロック公式戦を控えている。
石井とモクスリーが試合開始前からエキサイトし、そのまま2人の対決で試合がスタート。石井がエルボーからショルダータックルを繰り出すと、モクスリーが受け止める。そして、モクスリーは同じ攻撃を返すが、今度は石井がブロックする。
その後、エルボー合戦で石井が押し込むと、モクスリーはスピアーで逆襲。そして、マウントエルボー連打を浴びせると、止めに入った佐藤レフェリーを突き飛ばす。そこへ海野と上村が入り、2人を引き離した。
上村対海野となり、エルボー合戦から上村がカウンターショルダータックルをお見舞い。これで海野の動きが止まり、石井がフライングメイヤーから背中へローキックを浴びせる。
その後、石井が海野のスローイングを利用し、控えのモクスリーにタックルをブチかます。だが、直後に海野がショートレンジドロップキックで報復し、モクスリーとタッチした。
これで石井対モクスリーとなり、モクスリーが串刺しラリアット、カウンタータックル。それでも石井はブレーンバスターの体勢に入るが、モクスリーが抵抗する。
その後、石井がモクスリーのジャンピングニーアタックをかわし、ジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。しかし、モクスリーはすぐにカウンターラリアットで吹き飛ばした。
上村対海野となり、上村がカウンタードロップキックを見舞う。だが、海野がカウンターバックエルボー→低空ドロップキックの連続攻撃で巻き返す。
続いて海野はフィッシャーマンズスープレックスの体勢に入るが、上村が首固めに切り返し、キックアウトされた直後にスクールボーイで丸め込む。
さらに上村は張り手2連発からかんぬきスープレックスを狙うが、海野が抵抗してカウンタースパインバスター。そして最後は、フィッシャーマンズスープレックスホールドで3カウントを奪取した。