第2試合はSANADA(3勝4敗)&EVIL(4勝3敗)&BUSHIvsランス・アーチャー(2勝5敗)&ザック・セイバーJr.(3勝4敗)&鈴木みのる。8.7浜松のAブロック公式戦のSANADAvsアーチャー、同じく8.10武道館のEVILvsアーチャーの前哨戦となる。
鈴木軍はユニットのテーマ曲で入場。L・I・Jはそれぞれの入場テーマで花道を進む。
鈴木軍はゴング前に奇襲攻撃。鈴木がBUSHI、ザックがEVILを場外戦に連れ出す。リング上ではSANADAがアーチャーにドロップキック二連発。
だが、アーチャーは死角からのショルダータックルでSANADAを場外に吹っ飛ばす。そしてアーチャーも場外に下りると、SANADAとセコンドの辻を激突させる。鈴木は鉄柵をBUSHIに叩きつける。
戦いがリング上に戻ると、アーチャーはSANADAにショートレンジラリアット。そして、ザックがタッチを求めると、昨日の公式戦でザックに負けているアーチャーは心に一物あるのか、しばし見つめたのち、鈴木にスイッチ。
ザックと鈴木はSANADAに対し、二人がかりで関節技を次から次に仕掛けていく。続いてアーチャーがSANADAにストンピング。さらに顔面を踏みつけてからショルダータックル。だが、SANADAはカウンターの低空ドロップキック。
そして、SANADAは自軍コーナーに戻ろうとするも、アーチャーが阻止。しかし、SANADAはアーチャーにスワンダイブのドロップキックをヒット。
次はEVILとザックのマッチアップ。EVILは串刺しラリアットを決め、フィッシャーマンズバスターを狙うが、SANADAは耐え抜く。だが、EVILは力づくでブレーンバスター。
続いてザックはダークネスフォールズを狙うが、ザックはこらえてコブラツイスト。これをEVILが抜け出すと、ザックは左腕にオーバーヘッドキック。
スイッチした鈴木は左ミドルの連打からサッカーボールキック。だが、EVILは鈴木の蹴り足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキック。
タッチしたBUSHIは鈴木にミサイルキック。そしてウインドミルで立ち上がると、L・I・Jは鈴木にトレイン攻撃。続いてBUSHIとSANADAが鈴木にサンドイッチ式の低空ドロップキック。
リング上、鈴木は技の切り返し合戦からBUSHIにスリーパー。だが、BUSHIは抜け出し延髄斬りをヒット。しかし、鈴木はもう一度BUSHIをスリーパーで捕獲すると、最後は溜めてからのゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪取。鈴木軍に凱歌が上がった。
試合後、アーチャーは少しためらったのち、ザックと拳を付き合わせる。続いてアーチャーは場外のSANADAに対しEBDクローをアピール。それに対し、頭を抱える仕草で退場するSANADA。するとアーチャーが追いかけ、SANADAに襲いかかったままバックステージへ。
ザック「BUSHIなんて『G1』に出ていないだろ、俺の相手は“BUSHI”じゃなくて“IBUSHI”なんだよ。もう俺にとってこの試合は時間のムダしかない。俺が戦うべき相手は今度戦う飯伏だろ。ベストなレスリングで俺は飯伏を相手に向かい打つんだ。こんな試合だったら休みの方が良かったよ。このタッグマッチは何なんだよ、予告編にもならないじゃないか。こんな無駄な時間を使うんだったら俺はパブにでも行っていた方が良いい。俺のチャンスはまだ終わったわけじゃない、飯伏にアンクルを決めてやる。今日は“BUSHI”じゃない、“IBUSHI”を出せ!」
※鈴木はカメラをしばらく睨めつけて
鈴木「聞いただろ、お前らの耳で聞いただろ。俺の無言のメッセージは、大阪にも、世界にも届いている。聞こうとしないのは、テメェら新日本プロレス、そして、新日本プロレスのレスラー達だ。さあ、まだあるよな。あと何日もあるよな。喰らえ、そして、お前たちがこれ、俺のメッセージ受け取った日が、その日に全ての答えがある」
※SANADAを追ったアーチャーは反対側のコーナーでコメント
アーチャー「言っといてやる。ここではっきりとな。ハママツで、お前を死に至らしめる」
EVIL「ああ、クソッ……。俺はまだ、『G1』、(優勝決定戦進出の)可能性、残ってんだろ? 生き残ってんだろ? だったらよ、次、浜松(8.7)、オカダ、テメエに死んでも勝ってやる。よく覚えとけ!」
※SANADA&BUSHIはノーコメント