HEIWA Presents G1 CLIMAX 29

日時: 2019年8月12日(月) 13:00開場　15:00開始
会場: 東京・日本武道館
放送
観衆: 12,014人（札止め）

第5試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第5試合は真壁刀義&後藤洋央紀&矢野通&本間朋晃&田口隆祐vs内藤哲也&EVIL&SANADA&鷹木信悟&BUSHI。本隊&CHAOS連合軍は真壁のテーマ曲で入場。真壁、矢野、田口はNEVER6人タッグのベルトを巻いてリングイン。L･I･Jはそれぞれのテーマ曲で入場ゲートに揃ってから、花道を突き進む。内藤の手にはIWGPインターコンチのベルトが輝く。

　先発は真壁とEVIL。ショルダータックル合戦で互いにダウンを奪い合うと、続いて田口が登場。EVILにヒップバットを連発し、さらにヒップアタックをヒット。
　だが、続くヒップアタックはEVILがアトミックドロップで迎撃。そして早くもEVILを狙うが、田口は切り抜け掟破りのEVILへ。しかし、EVILは脱出し、田口の臀部にストンピング。場外では他のL･I･Jメンバーが相手チームを翻弄。SANADAは花道で矢野をパラダイスロック。これを後藤が救助。
　リング上、内藤が田口の尻を引っぱたく。さらに低空ドロップキックからスウィンギングネックブリーカーを決め、右腕を突き上げる。
　次はBUSHIが田口にミサイルキックをヒット。だが、田口も意地でヒップアタックをヒットし、自軍コーナーに逃れようとするも、内藤が阻止。そして、内藤は後藤にツバを吐きかける。
　田口はBUSHIと内藤にダブルのDDTを決め、後藤にスイッチ。すると鷹木が飛び出し、激しいラリアットの応酬。そこから後藤は村正、そしてバックドロップを決める。
　後藤と鷹木は激しいエルボー合戦に突入。競り勝った鷹木はショートレンジラリアット。次はSANADAが後藤にスワンダイブ攻撃を狙うが、捕えた後藤は牛殺し。
　スイッチした本間はSANADAに串刺しエルボー、そしてフェイスクラッシャーを決め、小こけしを狙う。だが、これはBUSHIがエプロンから妨害。
　しかし、本間は意地でSANADAに小こけしをヒット。続くこけしロケットはSANADAがかわし、EVILとコンビネーション殺法。最後はSANADAがバックドロップからフォールに入るが、これは相手チームがカット。
　SANADAは本間をスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるも、矢野がうしろがみを掴んで妨害。すると、その矢野のうしろがみを内藤がつかむ。そこに田口がヒップアタックで突っ込むも、内藤はアッサリとかわす。
　両軍入り乱れる中、真壁は内藤とBUSHIにダブルのラリアットを狙うが、場外からEVILが足を引っ張って阻止。すかさず、内藤とBUSHIは真壁にダブルの低空ドロップキック。
　リング上、SANADAは本間にスタンディングのドラゴンスリーパー。これは本間が切り返すも、SANADAはカウンターのTKOに切ってとり、最後はラウンディング・ボディプレスで3カウントを奪取。L･I･Jが勝利を収めた。

　試合後、L･I･Jは5人揃って堂々の勝ち名乗り。そして、まずSANADAが拳を突き上げ、そこに全員が続き、グータッチで結束をアピールした。

COMMENT

BUSHI「このあとの試合のスケジュールはシアトルで行われる『SUPER J-CUP』、そしてサンフランシスコ、ロス、どんなトーナメントになるのか、どんな面子になるのか楽しみにしてるよ。エンセリオ！マ・ジ・で」
鷹木「おい後藤！何いってんだお前。このままじゃ終わらねーぞ？馬鹿野郎、テメーとはな、昨日で終わりだよ。まあ前にも言った様に、やっぱりあいつは空気読めねぇな。あいつの和の精神は、お飾りなんだよ。まあ文句があるなら、俺は、売られたケンカは買うぜ。ヘビー級宣言したんだから、もちろんケンカを売る準備もできている。」
※内藤、EVIL、SANADAはノーコメント

真壁「ふざけやがって、アイツら！！」
田口「タグチジャパンにね、戦力、力あふれる選手をね、多数、集めてきましたんで、タグチジャパン、ドラフト1位で後藤洋央紀、指名します」
後藤「鷹木！確かに昨日は俺の負けだ。だが、このままじゃ終わらねーよ。おい鷹木、ヘビーに転向するんだろ。俺にとっては好都合だよ。おい、勝ったままでは終わらせんぞ。絶対逃さねぇ、リマッチ組めよ！」
※本間・矢野はノーコメント