1994年4月の初開催以来、数々の伝説を作った『SUPER J-CUP』がアメリカに初上陸。開幕戦のシアトル大会でトーナメント1回戦の8試合が一気に敢行される。
オープニングマッチには、『SUPER J-CUP』の提唱者であり、第2回と第3回の優勝者でもあるライガーが登場。新日本プロレスLA道場のカール・フレドリックスとタッグを結成し、海野&成田のヤングライオン同期コンビと対決。
試合開始前からファンが大「ライガー」コールを送る中、ライガー対成田で試合がスタート。ライガーがインディアンデスロックから腕を極めて行くが、成田が切り返す。
ライガー対フレドリックスとなり、フレドリックスがクリーンブレイクせずにチョップを浴びせる。その後、海野がヘッドロックからショルダータックルを食らわせ、ボディスラムで投げ捨てる。
だが、フレドリックスはドロップキックで海野に報復。そして、タッチを受けたライガーが、串刺し掌底からロメロスペシャルを極める。
だが、海野はライガーの串刺し攻撃刺しと掌底を回避し、ブレーンバスターで逆転に成功。これでフレドリックス対成田となり、成田がショルダータックル、串刺しバックエルボー、カウンターフロントスープレックスと畳み掛ける。
ところが、ライガーが海野を成田と衝突させ、掌底で海野を場外へ追い込む。そして、エプロンからのトペコンヒーロをお見舞い。
一方、成田はエルボー連打からロープへ走るが、フレドリックスがカウンターヌカドーラで叩きつける。そして、最後は逆片エビ固めで絞り上げ、ギブアップを奪った。
試合後、場内のファンはスタンディングオベーションでライガーに大コールを贈った。