DESTRUCTION in KOBE

日時: 2019年9月22日(日) 14:30開場　16:00開始
会場: 兵庫・神戸ワールド記念ホール
放送
観衆: 6,148人（満員）

第2試合 15分1本勝負
第12回ヤングライオン杯争奪リーグ戦

（5勝2敗＝10点）
（4勝3敗＝8点）

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合は第12回ヤングライオン杯公式戦として、優勝の可能性を残した成田蓮（5勝1敗）が、LD DOJOのリーダー各であるクラーク・コナーズ（3勝3敗）と対峙。成田がこの一戦に勝利を収め、続く第3試合でアレックス・フレドリックス（5勝1敗）が海野翔太（5勝1敗）を下した場合、成田は同率一位となるフレドリックスに公式戦で直接勝利を収めているため、優勝の栄冠をつかみ取ることに。

　開始のゴング、成田は低いタックルでテイクダウン。そしてレッグロックで締め上げていく。コナーズも腕関節で切り返すが、成田は切り抜ける。
　続いてバックの取り合いを経て、成田がリストを捕獲。しかし、コナーズはアームロックで切り返す。
　成田はロープまでコナーズを押し込み、一旦離れる。そしてロックアップからコナーズがヘッドロック。そしてフライングメイヤーを仕掛けるも、成田はクルックヘッドシザースで応戦。
　コナーズは切り抜けるとグラウンドでヘッドロック。そのまま立ち上がって締め上げる。だが、成田がロープをつかんでブレイク。コナーズは離れ際、成田の胸板に張り手。
　これを合図に両者は逆水平チョップ合戦に突入。コナーズはファイヤーマンズキャリー。さらにアームロックで攻め立てていく。続いてコナーズは足を固めるが、成田はキックで突き放し、レッグロックから監獄固め。
　そこからスタンドになると成田がボディスラム。しかし、コナーズもボディスラム。すると、成田はもう一度ボディスラム。だが、コナーズは雄叫びをあげて逆水平チョップ。成田も張り手を返し、打撃の応酬に。
　アッパーエルボーで成田をひるませたコナーズは、ロープへ。しかし、成田はカウンターのドロップキック。さらにフロントスープレックスを決めてフォールに入るも、これはカウント2。
　成田はもう一度フロントスープレックスを狙うが、コナーズは耐え抜く。すると、成田はロープへ。だが、コナーズはカウンターのスピアーを叩き込み、逆エビ固めへ。
　成田はロープに逃げようとするも、コナーズはリング中央まで引きずり戻して逆エビ固め。ついに成田は力尽き、コナーズが勝利。
　結果、成田は5勝2敗で優勝戦線から脱落。コナーズは4勝3敗に持ち込み、勝ち越しで公式戦を終えた。

COMMENT

コナーズ「ファイティング・スポーツであろうとなかろうと、スポーツという競技で闘っていく中で、タイトルを狙っていくのは当然のこと。その中で今日、ナリタに取りこぼしできない大事な試合だった。試合に関しては簡単だとか難しいとかいうのはないけど、今日は少し楽をさせてもらったかもしれないな。そして、ここまで来れたことも、すごくラッキーだと思っている。ショータ（海野）、ナリタ、ツジを倒すことができた。このヤングライオンズカップ、優勝を狙っていたけど、最終的に勝ち上がることができなかったのは残念だ。でも、素晴らしい時間を過ごさせてもらった。LA DOJOに戻って、ざらに強くなるために鍛錬していきたい。そして日本にまた戻って来るから、また競い合っていこう。サンキュー」

成田「クソーーッ！クソーーーッ！決めた。オレは決めた」