第6試合はオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&ロッキー・ロメロvsSANADA&鷹木信悟&BUSHI。10.14両国でIWGPヘビー級王座戦を行なう王者オカダと挑戦者SANADA、さらに9.22神戸でスペシャルシングルマッチで対峙する後藤と鷹木のせめぎ合いに注目が集まる。

 

　先発は後藤と鷹木。両者は力強いショルダータックル合戦を展開。ともにダウンを奪い合うと、続いて後藤がエルボーの連発。そこから技の切り返し合戦となり、鷹木が掟破りのGTRのモーションに入る。これを後藤が切り抜けると、技の読み合いから両者は一旦距離を離れる。
　次はBUSHIが後藤にミサイルキック。続いて串刺し攻撃を狙うが、後藤はショルダータックル。さらに後藤は鷹木に突進し、場外で鉄柵に叩きつける。
　後藤はリングに戻るとBUSHIの後頭部にエルボーを叩き込み、ロッキーとスイッチ。ロッキーはBUSHIに低空ドロップキックをヒット。
　次はオカダがBUSHIにセントーン・アトミコをお見舞い。CHAOSはすばやいタッチワーク。続いて後藤がBUSHIにブレーンバスター、そしてチンロック。その際も視線は相手コーナーの鷹木に向けて強く意識。
　ここから後藤とオカダがBUSHIにダブルのショルダータックル。続いてオカダがショルダースルーを狙うも、これを読んだBUSHIはDDT。
　ようやくスイッチしたSANADAは、オカダにエルボーから低空ドロップキック。さらに串刺し攻撃を狙うが、オカダはキック。だが、SANADAはその蹴り足を掴んでパラダイスロックを狙う。
　オカダが切り抜けると、SANADAはカウンターのフランケンシュタイナー。そしてパラダイスロックで固め、低空ドロップキックを炸裂。
　勢いに乗るSANADAはTKOを仕掛けようとするが、オカダはこらえる。そして、オカダはバックエルボーを決め、SANADAに串刺しエルボー、DDTと一気呵成に攻める。
　オカダはSANADAをボディスラムで叩きつけ、トップロープからダイブ。SANADAが立ち上がると、オカダは着地。
　今度はSANADAがコーナーを使ってトンボを切り、オカダの背後に回ろうとするが、オカダは距離と取って回避。ここから技の読み合いとなり、最後はオカダがフラップジャックをお見舞い。
　次はロッキーとBUSHIのマッチアップ。ロッキーはティヘラでBUSHIを場外に排除。続いてロッキーはSANADAに串刺しラリアットを連発。さらにスピンキックを決めてフォールに入るが、カウントは2。
　続くスライスロッキーをSANADAが切り抜けると、ロッキーは串刺しラリアット。だが、SANADAは寸前でかわし、すかさず鷹木がロッキーに強烈な串刺しラリアット。
　続いてSANADAとBUSHIがロッキーにサンドイッチ式低空ドロップキック。SANADAはSkull Endを狙うが、後藤がラリアットでカット。
　ここから後藤と鷹木がラリアットの応酬を繰り広げる。後藤が競り勝つも、鷹木はパンチ。しかし、後藤は牛殺しを一気に決める。
　リング上、BUSHIが後藤に延髄斬り。そのBUSHIをオカダがフロントキックで吹っ飛ばす。するとSANADAがリングに入り、オカダと技の切り返し合戦。最後はSANADAがポップアップ式のTKOを炸裂。
　ここでロッキーが「ナカスゾ、コノヤロー！」とSANADAにパンチ。そしてスライスロッキーの体勢に入るが、こらえたSANADAはスタンディング式のドラゴンスリーパー。そのままブン回してからSkull Endに入り、ギブアップ勝ちをスコア。L･I･Jに凱歌が上がった。

 

　試合後も後藤と鷹木は場外で激しくやり合い、セコンドのヤングライオンが割って入る。リング上、大の字のオカダをSANADAは表情を変えずに見やる。。
　鷹木は場外の後藤に対し、GTRのモーションを見せて挑発した。