DESTRUCTION in KOBE

日時
2019年9月22日(日)   14:30開場 16:00開始
会場
兵庫・神戸ワールド記念ホール
放送
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観衆
6,148人(満員)

第6試合 30分1本勝負

レフェリー|佐藤健太

MATCH REPORT

 第6試合は激しい火花を散らしているCHAOSとBULLET CLUBによる10人タッグ、石井智宏&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&YOH&SHOvsKENTA&タマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二&エル・ファンタズモ。
 10.14両国でIWGPジュニアヘビー級王座を争うオスプレイとファンタズモにとっては前哨戦となる。また、YOHは9.16鹿児島の8人タッグで、現IWGPタッグ王者のタマから殊勲のフォール勝ちを上げ、SHOとのROPPONGI 3Kとして同王座への挑戦をアピールしている。
 BULLET CLUBには邪道が帯同。
 
 先発は石井とロア。石井のショルダータックルにロアは仁王立ち。それでも石井はロープに飛ぶが、タマが妨害。すると、ロープに飛んだロアに対し、YOSHI-HASHIもキック。ひるんだロアを、石井がショルダータックルで吹っ飛ばす。
 続いて石井&YOSHI-HASHIがタマにトレイン攻撃。さらにYOSHI-HASHIはヘッドハンターを食らわす。
 ここからBULLET CLUBはCHAOSに場外戦を仕掛ける。KENTAはYOSHI-HASHIを放送席に投げつけ、さらにキックを見舞ってから鉄柱に叩きつける。
 リング上、ロアがYOSHI-HASHIにブレーンバスターを見舞うと、間髪入れずにタマがセントーン・アトミコ。続いてロアもセントーン・アトミコ。
 次はファンタズモがYOSHI-HASHIの背中に引っかき攻撃。そして石森、タマも引っかき攻撃を浴びせる。続いてKENTAがYOSHI-HASHIの顔面にニーを落とし、さらにフェイントから後ろ足で顔面を蹴り飛ばす。
 怒りのYOSHI-HASHIは雄叫びと共にKENTAにエルボー。だが、KENTAはトラースキックから打撃のコンビネーション。YOSHI-HASHIも打撃で返し、さらにブレーンバスター。
 次はオスプレイとファンタズモが対峙。オスプレイは延髄斬りから619。さらにティヘラを決める。ここで石森がリングインし、すばやい技の読みを展開。最後はオスプレイがハンドスプリング式のスクリューキックを炸裂。
 続いてオスプレイはファンタズモにサマーソルトキックを決めるが、ファンタズモも延髄斬りでお返し。そして、オスプレイを抱え上げるが、オスプレイはカウンターのスタナーを決める。
 オスプレイはファンタズモにロビンソンスペシャル。そしてオスカッターを狙うが、ファンタズモはリバースフランケンシュタイナー。
 次はロアがオスプレイをスピアーのようにコーナーに叩きつける。すかさずタマが串刺しボディプレスを放つも、オスプレイは切り抜けてYOHにスイッチ。
 RPG 3Kが飛び出すも、G.o.Dがラリアット。しかし、YOHは細やかな動きで応戦し、タマにドラゴンスクリュー。さらにSHOとのダブルのジャンピングニーをロア、タマの順にお見舞い。
 すると、石森&ファンタズモがキックでRPG 3Kを場外に排除。さらに石森&ファンタズモは石井にトレイン攻撃を狙うが、石井は切り抜けて、オスプレイのスワンダイブエルボーでひるんだ石森にジャーマンをお見舞い。
 さらに石井はファンタズモにパワースラム。その石井の背中を踏み台に、オスプレイはファンタズモにキリモミ式のプレス。さらにオスプレイは場外に落ちたファンタズモにサスケスペシャルを敢行。
 リング上、石井の垂直落下式ブレーンバスターを切り抜けたロアがスピアー。さらにロアはYOHにアバランシュホールド。そして、YOHに対し、G.o.Dが合体のトンガンツイスト。しかし、フォールはYOSHI-HASHIがカット。さらにYOSHI-HASHIはKENTAにラリアットを食らわせる。
 リング上、G.o.DがYOHに襲いかかると、SHOが救出に入る。だが、タマはパンチでひるませ、G.o.Dが合体攻撃を狙う。これをSHOがキックではねのけると、バランスを崩したロアをYOHが横入り式えび固めで丸め込み、3カウントを奪取。またもYOHがG.o.Dから殊勲のフォール勝ちを収めた。

COMMENT

YOSHI-HASHI「オイ、KENTA! オイ!タッグの時もちょっかい出して、今日もだろ。おまえ、おまえのNEVERの相手、探しているんだろ? それも、こいつなら簡単に防衛できんじゃないかって、そんな有利に思っているような相手を探しているんだろ? ベルトを持っていた方がこの先もいいからな。だがな、そう簡単には安安と防衛できると思うなよこの野郎。やってやるよこの野郎。この前のイギリス。それ以上にボコボコにしてやっからなこの野郎、覚悟しとけコノヤロー!」
SHO「今日も、今日もこうしてYOHさんが3つ獲ってくれたぞ、ヘビーのタッグのチャンピオン。ベルトを持ってるチャンピオンが3つ獲られて、まさかあれはラッキーだったとかそんな事吐かして俺たちの挑戦を受けない。そんな事、チャンピオンがするわけないよね。チャンピオンっていうもんはむしろ獲られたら、向こうから逆指名するぐらいのもんじゃないと。オレはそう思う。俺たち『ROPPONGI3K』がヘビーのタッグのベルトに、挑戦するぞ。実行委員、タンガ・ロアからYOHさん、3つ獲ってくれたぞ。頼む、動いてくれよ。」
YOH「チャンピオン、チャンピオン二人から、3つ獲ったんだ。これで文句ないだろう。このチャンス、離すもんか。ぜってえ離さなねえこのチャンス。ROPPONGI3Kを世界一の、タッグにする。俺たちが次ヘビーのタッグに、挑戦だ」
※石井はノーコメント
 
ファンタズモ「ウィル、ウィル、ウィル……。リョーゴク・スモー・アリーナ。『KING OF PRO-WRESTLING』IWGP ジュニアヘビー級チャンピオンシップマッチ、楽しみだな。六ヶ月前、オレはこのニュージャパンでデビューを飾った。この6ヶ月間に何が起こったのか、ここで説明しよう。そのデビュー戦でオレはウィル・オスプレイをピンフォールしてやった。後楽園ホールでもオスプレイを倒した。オレと石森のタッグはオスプレイとロビー・イーグルスのペアに勝った。『SUPER J−CUP』ではウィル・オスプレイとドラゴン・リーに一夜で勝ってみせた。……どういうことかわかるかな? これは元IWGP ジュニアヘビー級のチャンピオンを一夜にして両方倒したということだ。そして10月14日、これは自分のこのデビューからの6ヶ月を良い意味で締めくくりでコンプリートさせたいと思っている。その日、オレはニュージャパンのシンボルのレスラーとしては最高で最強の男になるだろう。みんな、オレの実力にまだ疑いを持っているのかもしれない。何故ならばオレはBULLET CLUBでたくさん悪事を働いたし、ズルをすることで勝ったこともあった。だからここで今日オレは約束したい。ウィルよ、10月14日俺たちはクラッシックなプロレスの試合をしようじゃないか。邪魔に入るヤツもなくローブローもその他の反則もなしだ。地球上で最強のジュニアヘビー級の2人が戦いに挑む。そして一つのタイトルに向けて戦う。どうだ? オレはニュージャパンにやって来た時、ヨーロッパで最高のハイフライヤーとして知れ渡っていた。その前はもちろんカナダで最高だと言われていた。10月14日の『KING OF PRO-WRESTLING』ではオレの力を疑ったものたち、みんなに自分の強さを証明して見せなくてはいけない。そしてウィル・オスプレイ、おまえに対しても3つだけ絶対に変わることのない事実を教えてやろう。1、人はいずれ死ぬ。2、人は税金を納めなくてはいけない。そして3、エル・ファンタズモは必ずウィル・オスプレイを倒す。この3つだ。約束してやろう」
タマ「ラッキーだったな。2度目だなんて。よし、こうなったらだな、SHO、YOH、お前らをヘビー級に迎え入れよう。ニュージャパンの歴史上において最高に偉大なタッグチームである我々が相手してやろうじゃないか」
タンガ「3つ、お前らに言ってやる。3つだ。まず一つ。2度やられるなんて思ってなかったのだから、3度目などない。お前たちの前にいるのは、G.o.“とんでもない”Dなんだぞ。そういう運命だ。3日目には死が訪れると俺たちのバイブルに記されている。わかったか。すべては神の手にゆだねられてるんだ。そして3つ目。そこはニューヨークだ。SHO、YOH、そこで俺たちと闘え。わかったか。ワン、ツー、スリーと数えられたあと、G.o.Dが手を突き上げて立っている。IWGPヘビー級のタッグ王者のままでな」
KENTA「オラ、YOSHI-HASHI! こんなとこかな? いや、もっと熱くしてくんないと。ちょっと、座って話そうよ。(※と言ってフロアにあぐらをかく。そしてNEVERのベルトを示して)これが欲しいんでしょ、彼? ねえ? いつでもやるよ。やる準備はできてるよ。ねえ、彼なら獲れるよ。みんな、新日本のファンは、彼が獲ること望んでんじゃない? ねえ? 彼ならやれるよ。頑張って。でも、もうちょっと熱くしてほしいな、あのことに関しては。新日本のファンも喜ぶよ、それの方が。新日本のファンは、俺のツイッターとかに『辞めろ』とか『(新日本に)来んな』とか『引退しろ』とか(書き込んできて)。怖いなあ……。ひどいこと言うな、新日本のファンは。やめてよ。やってやるから、いつでも。YOSHI-HASHI。あとね、彼はね、目がヤバイ。目が怖い。変な意味で。目が怖いな。(※立ち上がりながら)新日本のファン、絶対に俺の悪口、ツイッターに書くなよ。絶対、書くなよ。絶対だぞ。書くなよ。書くなよ。書くなよ……」
※石森はノーコメント

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