『Road to DESTRUCTION』第7戦として開催される大阪府立体育会館・第二競技場大会。これまでと同様に、9月15日(日)別府、16日(月・祝)鹿児島、22日(日)神戸、10月14日(月・祝)両国国技館の前哨戦、そして「ヤングライオン杯争奪リーグ戦」による対戦カードが組まれた。
オープニングマッチは、2勝1敗の成田と1勝2敗の辻が対決する「YL杯」公式戦。
序盤、成田が辻をニュートラルコーナーへ押し込み、クリーンブレイク。だが、辻はロープ際でクリーンブレイクせず、チョップで不意打ちを食らわせる。
すると成田は脚を取って辻の動きを止め、ストンピング連射、串刺しバックエルボー、ブレーンバスター、エルボースタンプなどで攻め込む。そして、逆エビ固めを極めるが、すぐに辻がロープへ逃れる。
さらに辻は、エルボーで成田をひざまずかせ、ボディスラムで逆転。そこからアームホイップ、ジャンピングボディプレスに繋ぎ、ランニングフロントキックで吹き飛ばす。
続いて辻は、逆エビ固めをお返し。これはガッチリ極まっていたが、成田がなんとかロープへ手を伸ばす。そこから辻がエルボー連打を浴びせると、成田もエルボーをお返し。さらに両者がチョップを打ち合う。
ここは辻が競り勝つが、成田がショートレンジドロップキックで奇襲。さらに、張り手を浴びせるが、辻もすぐに張り手を返す。
その直後、辻はボディスラムを仕掛けるが、成田が脱出し、カウンターの成田スペシャル4号で勝利を収めた。