2勝1敗で同率のフレドリックスとコグリンが同門対決する「YL杯」公式戦。
序盤はグラウンドの攻防となり、両者が一歩も譲らず。その後、コグリンがヘッドロックで絞り、ショルダータックルをお見舞い。そして、串刺しタックル連射、ストンピング、ボディスラムなどで追い討ちして行く。
するとフレドリックスはチョップやエルボースマッシュで反撃に出るが、コグリンが逆水平チョップ3連発で報復。だが、フレドリックスがカウンタードロップキックで吹き飛ばす。
さらにフレドリックスは、追走式串刺しフロントハイキック、串刺しジャンピングボディアタック、アームホイップ、ジャンピングエルボードロップと一気にラッシュ。
しかし、コグリンがカウンターバックエルボーで逆転し、逆エビ固めで捕獲。ここからフレドリックスが脱出し、コグリンを丸め込む。
これをコグリンが返してボディスラムを狙うが、フレドリックスが回避し、カウンターヌカドーラで挽回。そして、間髪入れずに高角度逆片エビ固めを極めて勝利した。
フレドリックス「(※口元から流れる血を拭おうともせず)まず、“兄弟”にはサンキューと言っておきたい。このトーナメント(リーグ戦)を制するためには、憎しみがなかろうとも、“兄弟”とも闘わないといけない。俺たちが(このヤングライオン杯を)支配していく。2ヶ月前に日本にやってきて、『G1(CLIMAX)』でトーナメントがどういうものかを見させてもらった。そして今度は俺たちだ。次(9.15別府)は大型のツジが相手。ツジは友達であるけども、リングに上がれば話は別。LA道場が揺さぶりをかけていく。(対戦まで)3日、さらにLA道場流の練習を積んでぶつかっていく。やれるものなら、俺たちを叩き潰してみろ。イジョー(以上)」
コグリン「ああ、負けてしまった。あいつを黙らせるわけにはいかなかった。勝ち続けるつもりだったんだけどな。勝つためにもっともっとシバタサンに練習をつけてもらうだけだ。決してあきらめない。まだまだ闘い続ける。後戻りする気はサラサラない。“兄弟”よ、今日はお前の勝利だ。おめでとう。でも、このままじゃ終わらない。次だ、次。イジョー」