第6試合はウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスの“B.O.P”(4勝2敗)が、エル・デスペラード&金丸義信の“鈴木軍タッグ”(4勝2敗)と対峙。両チームとも、ここで勝利を収めれば優勝決定戦進出の可能性を残している。
鈴木軍タッグの入場時、タイチが帯同。だが、セコンドではなく放送席に座ってヘッドマイクを装着し、解説を買って出る。
鈴木軍はゴング前に奇襲攻撃。金丸がオスプレイ、デスペラードがイーグルスを場外に連れ出して暴行。
デスペラードはイーグルスのコスチュームでチョーク攻撃。金丸はオスプレイをリングに戻すと、エプロンから顔面かきむしり。
だが、B.O.Pは連携のキックで金丸を場外に落とす。そして、B.O.Pは同時に対角線を走って鈴木軍にトペ・コンヒーロを炸裂。
リング上、B.O.Pは金丸にダブルのレッグスプリットからサンドイッチ式キック。続いてイーグルスは金丸に逆水平チョップを連発。しかし、金丸はデスペラードのアシストを受け、イーグルスの顔面にキック。
デスペラードはオスプレイを客席に豪快に放り投げる。金丸も場外でイーグルスをイスに叩きつける。さらにイーグルスを鉄柱に叩きつけ、先にリングへ。イーグルスはカウント17でリングに生還。
リング上、デスペラードがイーグルスにボディスラムからストンピング。スイッチした金丸もストンピングを見舞い、さらにイーグルスの顔面を両足で踏みつけていく。続いて金丸はイーグルスの鼻の穴を指で引っ張り上げる。
金丸はリングを下りると、オスプレイを鉄柱に叩きつける。そのあいだに、リング上ではデスペラードがイーグルスにストンピング。
鈴木軍はイーグルスに二人がかりでストンピング。イーグルスも打撃で応戦するが、金丸は顔面かきむしり。さらに金丸はスライディングキックで相手コーナーのオスプレイを吹っ飛ばす。
次はデスペラードがイーグルスに逆片エビ固め。しかし、イーグルスはロープに逃げる。ならばとデスペラードはブレーンバスターを狙うも、イーグルスが逆に投げ返す。
しかし、金丸はオスプレイに攻撃を加え、イーグルスを孤立させる。そして、金丸はイーグルスに串刺しフロントキック。続くバックドロップをこらえたイーグルスは、低空ドロップキックからヒザをついた金丸に低空飛行のガンスタン。
ようやくオスプレイが登場し、金丸にハンドスプリング式のスクリューキック。さらにリバースブレーンバスターで抱え上げるが、金丸は脱出。そして低空ドロップキックをオスプレイの足と頭に二連発。
ここから鈴木軍はトレイン攻撃を狙うが、オスプレイは切り抜ける。そして、B.O.Pはイーグルスのモンキーフリップとオスプレイのキックの合体攻撃。さらにオスプレイはその場飛びシューティングスタープレスをお見舞い。イーグルスは場外の金丸にトペ・スイシーダ。B.O.Pが一気呵成に攻め立てる。
オスプレイはデスペラードにローキックの連発からニークラッシャー。次はイーグルスがスワンダイブの低空ドロップキックをデスペラードに食らわせる。さらにキックでデスペラードをひるませ、スライス・ブレッド#2を狙うが、これはデスペラードが回避。
しかし、イーグルスはロン・ミラー・スペシャルを決める。デスペラードはなんとかロープエスケープ。
イーグルスはエルボーの連発からロープに走るが、デスペラードはスパインバスター。ここから鈴木軍が連携のバックドロップ。
そして、デスペラードがイーグルスにストレッチマフラー。そこからヌメロ・ドスを狙うも、イーグルスは丸め込みで切り返す。
デスペラードはナックルでイーグルスの動きを止め、ギターラ・デ・アンヘルの体勢に。イーグルスは回避すると、ソバットをデスペラードに叩き込み、オスプレイとサンドイッチ式ジャンピングキック。
さらにイーグルスは金丸をキックで場外に排除し、デスペラードにキックのコンビネーション。
そしてロープに走るも、デスペラードはカウンターのスピアー。デスペラードは雄叫びを上げるとピンチェ・ロコを狙うも、イーグルスは脱出してターボ・バックパックをお見舞い。
ここからイーグルスとデスペラードは逆水平チョップ合戦に突入。デスペラードはイーグルスを顔面かきむしりでひるませるも、すかさずオスプレイがデスペラードの足を捕獲し、エプロンに固定。そして、イーグルスがデスペラードのヒザ裏に、エプロンからフットスタンプを敢行。
イーグルスはトップロープからデスペラードの左ヒザに450°スプラッシュ。そしてロン・ミラー・スペシャルを決めると、デスペラードはたまらず悲鳴を上げる。さらにオスプレイがスワンダイブの450°スプラッシュをデスペラードの背中に敢行。このアシストを受け、イーグルスは締め上げるが、デスペラードは必死に耐え抜く。ここで金丸がスリーパーを決めるオスプレイを背負いながら、なんとかカットイン。
オスプレイは金丸にサマーソルトキックからの延髄斬りで場外に排除。そして、サスケスペシャルを金丸に決めるが、タイチがオスプレイの髪をつかむ。
オスプレイはこれを払い除け、タイチをにらむ。「嘘だよ」と不敵な笑みを浮かべるタイチを尻目に、オスプレイはリングに戻り、デスペラードに対し、イーグルスと共にサンドイッチ式キック。
そして、B.O.Pはレッドウィングを狙うも、タイチがエプロンに上がり、B.O.Pの注意を引きつける。すると、ここでなんとBUSHIが登場し、オスプレイの顔面に毒霧を噴射。
イーグルスがリングに着地すると、背後から金丸が忍び寄ってウィスキーを噴射。すかさず、デスペラードがエル・エス・クレロで丸め込んで3カウントを奪取。混乱のさなか、鈴木軍タッグがまんまと勝利を収めた。