第6試合は今シリーズ、全8チームがしのぎを削った「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」優勝決定戦として、ROPPONGI 3K（SHO&YOH=2位）と金丸義信&エル・デスペラード（1位）の鈴木軍タッグが激突。10.18後楽園の公式戦では、鈴木軍タッグがRPG 3Kに勝利を収めている。鈴木軍が勝てば初優勝、RPG 3Kが勝利すればジュニアの祭典史上初の三連覇となる。

 

　RPG 3Kの入場時、背後から鈴木軍タッグが襲撃。金丸はYOHを鉄柱、そして鉄柵に叩きつける。デスペラードはSHOに花道でバックドロップをお見舞い。
　ここで試合開始のゴング。リング上、YOHは鈴木軍のトレイン攻撃を切り抜け、デスペラードにドロップキック。金丸にはフライングフォアアームをヒット。さらに二人まとめてドラゴンスクリューに切って取る。
　続いてYOHはうまく金丸を場外に転落させるとプランチャをヒット。YOHは金丸をリングに戻し、ストンピング、エルボーを食らわせる。SHOはまだ花道で立ち上がることができない。
　YOHは金丸に串刺し攻撃を狙う。金丸がかわすと、すかさずデスペラードが場外からYOHの足を捕獲し、金丸がフロントキックをヒット。デスペラードはYOHを鉄柵に叩きつける。金丸もYOHを鉄柵に叩きつけ、さらに鉄柵に飛び乗ってギロチンドロップ。デスペラードはSHOも鉄柵に叩きつけ、相手の腰を踏みつける。YOHはカウント19でリングにギリギリ生還。
　リング上、金丸はYOHのノド元を踏みつける。続いてデスペラードがボディスラムからYOHを踏みつけ、SHOを挑発。そして、SHOに張り手を見舞う。
　次は金丸がYOHにボディスラム、ブレーンバスターを敢行。劣勢のYOHは鈴木軍にエルボーを見舞うが、金丸が顔面かきむしり。続いてデスペラードがブレーンバスターの体勢に捕らえると、YOHは逆に投げ返す。
　YOHは自軍コーナーに戻るも、金丸がSHOを場外に連れ出してタッチを阻止。さらにデスペラードはYOHをエプロンに固定し、その顔面に金丸がキックを見舞う。
　続いて鈴木軍タッグはダブルの攻撃を狙うが、YOHは同士打ちを誘い、二人に対しコンプリートショットとDDTを同時に決める。
　ここでようやくSHOとスイッチ。SHOは金丸にエルボーを連発。さらにキックの乱れ打ちから、相手コーナーのデスペラードにエルボー。
　次はSHOが金丸にジャーマンスープレックスを狙うが、これは金丸が脱出。しかし、SHOはショルダータックルでダウンを奪う。だが、金丸がレフェリーの視界を奪ったスキに、ロープに走ってきたSHOの腰めがけてデスペラードが場外からイス攻撃。
　さらにデスペラードはSHOにスピアー。そして金丸と連携のバックドロップ。続いてデスペラードはマフラーホールドを決め、SHOがロープに逃げようとすると、金丸が場外からウィスキーを噴射。
　ここからデスペラードはリング中央でヌメロ・ドスを完成。だが、YOHが金丸もろとも突進してカットイン。
　デスペラードはフィニッシュを予告し、SHOにピンチェ・ロコを狙う。しかし、SHOは雄叫びを上げながら脚力でリバース。しかし、デスペラードはすぐに立ち上がってロープへ。すると、RPG 3Kがダブルのジャンピングニーを炸裂。
　続いてRPG 3Kはカナディアンハンマーとフェイスバスターの合体技を狙うも、YOHがロープに走ったところで金丸が場外から妨害。デスペラードはSHOをブレーンバスターで捕らえる。だが、SHOはバックに着地し、ジャーマンスープレックスをお見舞い。
　SHOは咆哮するとデスペラードにパワーブリーカーを敢行。だが、カバーは金丸がカット。金丸はSHOに串刺しラリアット。そして、セカンドロープからディープインパクトを狙うが、SHOはかわし、YOHと共に3Kをお見舞い。
　ここでRPG 3Kはデスペラードにも3Kを狙うが、これはデスペラードが脱出。そして、同士打ちを誘い、SHOにギターラ・デ・アンヘルを炸裂するがカウントは2。
　デスペラードは雄叫びを上げ、ピンチェ・ロコの体勢に。しかし、こらえたSHOはエルボーを連発。デスペラードは顔面かきむしりからナックルをヒット。だが、SHOもカウンターのラリアットで反撃。
　SHOは矢を放つポーズから、ショックアローを仕掛ける。しかし、デスペラードは切り抜けてヘッドバット。そして突進するが、RPG 3Kはカウンターの3K。この一撃でSHOが3カウントを奪取し、RPG 3Kが前人未到の三連覇を果たした。