裕二郎「（※小走りにインタビュースペースに来て）ハッピー！　ハッピー！（※と、階段の方向に呼びかけていると、PIETERがやってくる）ハッピー・ハロウィーン、PIETER！（※PIETERは壁に手を突き、後ろ向きに立つ）これ、ハロウィーン用のコスチューム？　これでパーティー行ったらヤバいよね！　（※向かい合って）PIETER、TRICK OR TREAT、どっちがいい？」
PIETER「りょ・う・ほ・う♡」
裕二郎「両方？　ヤバいね！　すごいTRICK OR TREATしちゃうよ、マジで！（※と言いながら２人で控室へ）」
ジェイ「サプライズ？　そんなのあるわけないだろう！　俺にとっては全てが当たり前のことだ。まぁサプライズと言えば、驚いてるのは後藤の方じゃないのか？　俺がアイツに勝とうがどうしようが、俺には驚きでも何でもない。たぶん、アイツは誰にもこんなことは言わないだろうけど、俺がアイツの胸の内を代弁してやろう。アイツのキャリアは何年だっけ？　15年？　もっと長かったか？　分からないが、だいたいそれぐらいだろう。そのキャリアで、アイツは何を成し遂げたんだ？　何か価値のあることを成し遂げたか？　（※記者に）後藤はIWGPヘビー級王座を勝ち取ったことはあるのか？」
──ありません。
ジェイ「だろう？　俺は初めての挑戦でこのベルトを獲ったんだ。今27歳、そしてこれまでに３本のベルトを獲った。トリプル・クラウンだ。アイツが今、どういう思いでいるかというと、俺に嫉妬してるんだ。ジェラシーを燃やしてるんだよ！　アイツは俺という存在、そして俺が成し遂げてきたことに対して嫉妬してるんだ。バカじゃないのか？　俺はアイツのことをひっぱたくこともできるし、ツバを吐きかけてアイツの持っている全てを奪ってやることもできる。後藤、これはオマエにとって最後のチャンスなんだぞ。分かってるのか？　この試合に、オマエのキャリアがかかってるんだ。それを守りたければ、せいぜい頑張るんだな。しかし俺やケニー、オカダなど、オマエよりも若いヤツらがこうやって高みを目指し、そしてどんどん上り詰めていく姿を見て、オマエはどう思っているんだ？　俺は、オマエの違った側面が見たいと思ってるんだ。だが、そんな面を見せたところで、俺に勝てるわけはないんだがな。残念ながら、この試合が終わったらオマエのアノ衣装をクローゼットにでもしまって、目に見えないようにした方がいいと思うぞ。オマエのキャリアは終わるんだからな。そしてついに、オマエはスイッチブレードと呼吸することになるんだ！」
KENTA「気持ちよかったな。気持ちよかった。（※カメラを指し）NEW JAPAN WORLD？　NEW JAPAN WORLDはこっち？　（※カメラうなずく）どこ行ってた？　どこ行ってたの？　すげぇ心配したんだからね！　巡業中、全然来なかったじゃん！　大丈夫だった？　大丈夫だった？　大丈夫だったのね？（※カメラうなずく）　俺のこと避けてた？（※カメラ、首を左右に振る）いいねぇ（笑）。久しぶりだから、ちょっと座ろうぜ。
めっちゃ気持ちよかったな。あれ、NEW JAPAN WORLDのアレ、TOMOのコメント、見たよアレ。全っ然、何か……怒ってるっぽかったけど、あのアニメ声が気になって、全然内容が入ってこない。全っ然入ってこない。しかも、鬼のように滑舌悪いでしょ？　何言ってるか全っ然わかんない。ヤバいよマジで。（※カメラに）遠征も全部来てた？（※カメラうなずく）TOMOヲタがさぁ、いよいよウチワに『TOMO』って書いたヤツ持ち始めたでしょ？　アレ、ビックリした！　今日も70～80人はいたべ、アレ。ビックリした！　そういうとこあるからな、新日本のファンは。やめろよ！　ウチワに『TOMO』って書いて、それを振って応援するようなことはやめろよ？　な？　あと、『#TOMO』で自分のお気に入りのTOMOの写真をツイッターに上げてトレンドを騒がせようなんて思うなよ、オマエら。絶対、それはやめろよ！　な、分かった？
結局何が言いたかったかっていうと……『YOSHI-HASHIはブス』って言うと本気でキレる人がいてビックリしたってこと！　（※立ち去りながら）ブスはブス！」
※外道はノーコメント。
　
※ヘナーレは本間に肩を借り、「OK……、OK……」と呟きながら控室に入っていった
※後藤、石井はノーコメント