第3試合は棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組(1勝0敗)とバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組(0勝1敗)が対峙。
11.16藤沢で真壁刀義&本間朋晃組を撃破し、幸先いいスタートを切った棚橋組が、BULLET CLUB退治に挑む。
開始のゴング前にBULLET CLUBが奇襲攻撃。ファレとオーエンズはふたりがかりで棚橋にパンチを見舞う。そしてトレイン攻撃を狙うも、切り抜けた棚橋はエルボーでオーエンズをダウンさせる。
さらに棚橋は突進してきたファレをカニバサミで転倒させ、オーエンズの上にプレス。同士打ちに成功すると、エアギターを奏でてアピール。
続いて棚橋組はふたりがかりでファレに逆エビ固め。するとオーエンズがフェイントからのサミングでカット。
ここからオーエンズはヘナーレにエルボー。さらにボディスラムでヘナーレを投げ捨て、ファレとともに踏みつけて全体重を浴びせる。
ファレはヘナーレの腹部にパンチを叩き込んでから、相手コーナーの棚橋を挑発。
スイッチしたオーエンズに対し、ヘナーレはエルボーを連発。だが、オーエンズはレフェリーの死角をついてナックル。
次はBULLET CLUBがヘナーレに連携攻撃、最後はファレがラリアットでダウンを奪う。だが、フォールは棚橋がカット。
ヘナーレはファレにエルボーを連発。ファレはショルダータックルで反撃し、ジャンピングボディプレスを繰り出すが、これはヘナーレがかわす。
スイッチした棚橋はファレにエルボーを連発。さらにチンクラッシャーからフライングフォアアーム。
棚橋はファレに串刺し攻撃を狙うが、ファレはキック。その蹴り足をつかんだ棚橋はドラゴンスクリュー。そしてテキサスクローバーの体勢に入るが、ファレはパンチで回避。
ならばと棚橋はボディスラムにトライするも、ファレはそのまま体重を棚橋に浴びせる。さらにジャンピングボディプレスを繰り出すが、これは棚橋が回避。
次はヘナーレとオーエンズのマッチアップ。オーエンズのパンチをかわしたヘナーレはエルボーを連発。続いて串刺しラリアット、サモアンドロップ、トマホークチョップとたたみかける。
勢いに乗るヘナーレの串刺し攻撃をしのいだオーエンズは、河津落としでヘナーレの後頭部をコーナーに叩きつける。
続いてファレがヘナーレに串刺しボディプレス。そして、ファレがバックブリーカーで固めたところに、オーエンズがエルボードロップ。
勝機と見たオーエンズはヘナーレにパッケージドライバーを狙うも、棚橋がドロップキックでカット。続いて棚橋&ヘナーレはファレの巨体をダブルのブレーンバスターで投げつける。
勢いに乗る棚橋組はオーエンズにスリングブレイド&水面蹴りの合体技を炸裂。しかし、ヘナーレのフォールはカウント2。
ヘナーレはオーエンズにランペイジを狙うも、オーエンズはニーで迎撃。そしてパッケージドライバーの体勢に入るが、ヘナーレはリバース。
続くヘナーレのTOAボトムは、オーエンズが切り抜ける。そして、ヘナーレがロープに走ると、場外からファレが妨害。
一瞬のスキをついてオーエンズはニーをヘナーレに食らわせて動きを止めると、最後はパッケージドライバーで3カウントを奪った。
WORLD TAG LEAGUE 2019
- 日時
- 2019年11月17日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 放送
- 観衆
- 1,725人(札止め)
-
第3試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
ファレ「すげぇいいぜ!」
チェーズ「昨日はホントにすまなかった! ギリギリの時間に電車に乗せられて、会場に着いたらすぐ試合だったんだ。新日本はきっと、俺のことなんか気にしてねぇんだ!」
ファレ「それもアイツらの陰謀だな」
チェーズ「陰謀なのか……」
ファレ「誰も俺たちに勝ってほしくないんだ。だからそういうことをするんだ。だが、我が友よ、大丈夫だ」
チェーズ「そうだな、これからは大丈夫だ。だが一つ、とても重要な質問をしなければならない」
ファレ「そうだ。“どっちの側につくんだ?”という質問をな」
チェーズ「どっちにつくんだ?」
ファレ「ピーター、オマエはどっちにつくんだ?」
チェーズ&ファレ「ピーター、オマエはどっちにつくんだ?」
ヘナーレ「チクショー!」
棚橋「このリーグ戦を通して、何がいちばん大事か。それを(ヘナーレの背中を叩き)彼が教えてくれる。ヘナーレース、いや、タナーレ!まだまだ復活しよう!」
ヘナーレ「クソッ! でもありがとう。今日は先走りすぎた。少し自分を過信しすぎたかもしれない。くそっ。でもまだ1敗だ。ワールドタッグリーグは1つの負けが左右することはまだない。でもチェーズ、おまえはラッキーだったな。でも、いつかいつか必ず俺が勝ってやる!」