第7試合は鈴木みのる&ランス・アーチャー組(1勝0敗)とザック・セイバーJr.&タイチ組(0勝1敗)による鈴木軍同門対決。
ザック組は11.16藤沢で石井智宏&YOSHI-HASHI組に敗退。ここは同門対決を制し、仕切り直しとしたいところ。
タイチ組にはタイチの専属ディーヴァのあべみほ、そして金丸義信が帯同。ザックはブリティッシュヘビーのベルトを携えて入場。
アーチャーはIWGP USヘビーのベルトを手に登場し、セコンドのヤングライオンを蹴散らしてからリングイン。鈴木はタイチと至近距離で視殺戦を展開。
金丸はセコンドではなく、放送席に着く。
だが、タイチも鈴木の首根っこをつかみ、スキをついてトラースキック。そして、鈴木を場外戦に連れ出すと鉄柵に叩きつけ、さらにイス攻撃。アーチャーはザックをヤングライオンに叩きつけ、さらにノド元を踏みつける。
タイチは鈴木のノド元にイスを押し当てる。怒りの鈴木はイスで殴りかかって反撃。そして観客席に雪崩込むと、タイチが鈴木にチョーク攻撃。鈴木もタイチを鉄柵に叩きつけて応戦。アーチャーはあべみほににじり寄って威嚇。
戦場がリングに戻ると、タイチは鈴木にキックを連発。しかし、鈴木もエルボーを返し、壮絶な打撃戦に。
鈴木は鋭いエルボーでタイチをひるませると、アーチャーとスイッチ。アーチャーは強烈な張り手をタイチの胸板に見舞い、鈴木とスイッチ。
鈴木は挑発するようにタイチに張り手。怒りのタイチはのど輪で自軍コーナーまで鈴木を押し込み、ザックと共に鈴木のノド元を踏みつける。
次はザックが鈴木の左ヒジを固定してストンピング。そして挑発するようにサッカーボールキックからエルボー。
ここから両者はエルボー合戦。ザックはエルボーをかわすとサッカーボールキック。しかし、二発目をかわした鈴木は逆にサッカーボールキック。
しかし、ザックは雄叫びを上げて立ち上がる。ここからエルボーの応酬となるが、鈴木がザックをヒザまずかせて顔面蹴り。するとザックも蹴りを返し、相打ちに。
次はタイチとアーチャーのマッチアップ。タイチはローキックを連発するが、仁王立ちのアーチャーはタイチをコーナーに詰めると串刺しエルボーを三連発。
アーチャーはEBDクローを狙うが、かわしたタイチはバックドロップの体勢に。アーチャーは切り抜けるも、タイチはジャンピングキックを連発。
タイチは雄叫びを上げ、パンタロンを脱ぐと天翔十字鳳。しかし、キャッチしたアーチャーはスクラップバスター。
次は鈴木がタイチにエルボー。タイチもエルボーを返すが、鈴木は顔面に張り手。続く串刺し攻撃をかわしたタイチは、鈴木の顔面にジャンピングキック。
スイッチしたザックは鈴木に串刺しエルボー。さらにエルボーを連発。そして、手をうしろに組んで鈴木を誘うと、鈴木は強烈なエルボー。ザックは一撃でダウンしてしまう。
今度は鈴木が手をうしろに組んで「カモン、ザック!」と挑発。この応酬の末、ザックは鈴木にフライングメイヤーから、顔面を両足でツイスト。だが、鈴木はザックの足を捕らえてアンクルホールド。
しかし、続く鈴木のスリーパーを逃れたザックは、スキをついて卍固めで捕獲。アーチャーがカットに入ると、ザックはアーチャーの腕にオーバーヘッドキック。
そしてロープに飛ぶが、アーチャーは死角からショルダータックルでザックを吹っ飛ばす。
勢いに乗るアーチャーはタイチにチョークスラムを狙うも、脱出したタイチは天翔十字鳳を炸裂。
続いてタイチは鈴木にアックスボンバーを繰り出すが、かわした鈴木はフロントキック。
リング上、鈴木はザックの胸板にキックを連発。だが、ザックはスキをついて回転足折り固め。これを返した鈴木はバックに回ってスリーパー。しかし、ザックはヨーロピアンクラッチに切り返す。
だが、鈴木は跳ね返すとスリーパーで捕獲。そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うが、ザックが切り抜け、ここから丸め込み合戦に突入。スキをついて鈴木はゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るも、切り抜けたザックは巧みに丸め込んで、鈴木から電光石火の3カウントを奪取。
試合後、満身創痍のザックにタイチが近寄り、共に座り込んで勝利を喜ぶ。そこに鈴木とアーチャーが近寄ると、ザックとタイチは立ち上がる。タイチはアーチャーと新距離でにらみ合い、相手の胸板を叩く。
そして、鈴木が拳を突き出すと、全員がそれぞれ拳を付き合わせ、健闘をたたえる。
鈴木はあべみほにも拳を突き合わせる。アーチャーもあべみほと拳を突き合わせると見せかけて威嚇。思わずあべみほはしゃがみこんでしまう。
そして鈴木とアーチャーは先に退場し、ザックとタイチも放送席の金丸と拳を合わせてから花道をあとに。