開幕2連敗の永田＆中西と1勝1敗のコブ＆ニコルスが対決する『WORLD TAG』公式戦。

　中西とニコルスの対決で試合がスタート。中西がショルダータックルと逆水平チョップを受け止め、ニコルスにダブルチョップをお見舞い。そして、ジャンピングボディプレスで追い討ちをかける。
　永田対コブとなり、永田がフェイント式低空ドロップキック。ここからコブはローンバトルへ追い込まれ、中西が逆水平チョップ、ストンピング、永田＆中西がダブルタックル、フロントハイキック＆マッケンローの合体攻撃と畳み掛ける。
　コブのピンチは続き、永田がナガタロック（I）、中西がヒールホールド、ブレーンチョップ、永田がミドルキック連射などで追撃して行く。だが、コブはトラースキックを永田に見舞い、青コーナーへ帰還。
　永田対ニコルスとなり、ニコルスが串刺しラリアット2連発、ブレーンバスター。そして、敬礼で永田を挑発し、カウンターヌカドーラ、スライディングラリアットへ繋ぐ。それでも永田は脇固めで流れを変え、替わったコブをカウンターエクスプロイダーで投げ飛ばした。
　中西対コブとなり、中西がニコルス→コブの順で野人ハンマーをお見舞い。さらに、逆水平チョップ連打、エルボー連打、串刺しラリアット、ブレーンバスタースラム、ジャンピングニードロップでコブに追い討ちをかける。
　ここで中西＆永田がダブル野人ダンスを披露し、中西がコブにラリアット、永田がニコルスにフロントハイキック。さらに、永田がナガタロックIIでニコルスを分断する中、中西がアルゼンチンバックブリーカーでコブを担ぐ。
　そこからコブが逃れると、ニコルスがカウンタードロップキックで援護射撃。そして、コブ＆ニコルスは合体バックドロップ、その場飛びムーンサルトプレス＆フィストドロップの同時攻撃で中西に追い討ちをかける。
　続いてコブがオリンピックスラムで中西を叩きつけ、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドで轟沈した。

ジェフ「オイ、今の見てなかったのか？」
マイキー「いや、ちゃんと見てたよ！　俺たちが何年も何年も何年もかけて重ねてきた努力の結果がここに出てるんだ！　すべては今までやってきた努力のたまものなんだ！　俺たちはこのリーグ戦に優勝するだけじゃなくて、次のIWGPタッグ王者になるんだ！　『ジェフ＆マイク』をよく覚えておけ！　俺は先に行くよ！（※と控室へ）」
ジェフ「今日の相手はレジェンドだったんだぞ！　待てよ！（※と、控室に行きかけるが、戻ってきて）今日はお休みかな？（※と、再び控室に向かいかけるが、また戻ってきて）……ガチムチ！（満面の笑み）」

永田「ああ、クソッ！ ジェフ・コブ……。アテネ五輪レスリングのオセアニア代表って形で。まあ、こっちにもバルセロナ五輪、フリースタイル100キロ級代表・中西学。そういう1戦で俺の心に楽しみに試合を見ていましたけどね。中西も時としてとてつもない事をしますけど、ジェフ・コブも負けず劣らず、もしかしたらそれ以上の身の軽さで、あの身体で……。昔84キロだった身体が今は120キロぐらいあるみたいですけど、それであの身軽さです。末恐ろしいなと……。とんでもないヤツ、新日本見つけてきてしまったなと。世界は広い。以上です……」
※中西はノーコメント