第5試合の『WTL』公式戦はKENTA&高橋裕二郎組(1勝1敗)とバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組(1勝1敗)による注目のBULLET CLUB同門対決。
裕二郎がダンサーのピーターと入場し、そのあとをNEVERのベルトと共にKENTAが歩を進めると、さらにそのうしろから対戦相手であるファレ&オーエンズ組も登場し、場内はどよめく。
ゴング前、4人は友好的にtoo sweetポーズ。先発は裕二郎とオーエンズ。手四つで組みながらも、すぐに離れて距離を取る。
続いて技の読み合いからオーエンズがパッケージドライバー、裕二郎がピンプジュースの体勢に入るが、共に決まらず再び間合いを開ける。
ここでオーエンズが「なんで蹴るんだ?」と問いかけると、裕二郎は「アイムソーリー」と返答。そして握手を交わすが、オーエンズは背後から丸め込み。
裕二郎が詰め寄ると、オーエンズは「アイムソーリー!」と謝罪。ここで裕二郎は場外のピーターに耳打ちをしてから、リングに戻る。
ここでピーターはエプロンに上がり、オーエンズに向けてヒップをフリフリする。すると、オーエンズは笑みを浮かべてヒップをひっぱたこうとするが、裕二郎が背後から丸め込み。カバーを返したオーエンズは、裕二郎と口論を展開。
スイッチしたKENTAはオーエンズに対し、「オレは王者だ。横になれ、オレがフォールを取る」と指図。オーエンズは言うことを聞いて横になるが、KENTAがカバーに来たところを丸め込み。
KENTAが怒りを見せると、ファレがリングに入り、裕二郎も招き入れる。そして4人でスクラムを組んで一致団結を示す。
そして、4人がリングを下りると、場内はブーイングが発生。ここで浅見レフェリーは場外カウントを開始。4人は気にすることなく、退場すると見せかけ、オーエンズがリングにすばやくカムバック。そして、ファレがKENTAと裕二郎をリングに戻れないように捕獲する。
しかし、KENTAは振り切ってリングに戻る。だが、すかさずオーエンズが丸め込み。KENTAはこれを返すと、オーエンズにラリアット。そして、キック、キチンシンクを叩き込む。
続いてKENTA&裕二郎はオーエンズにキックの連携攻撃。ここでファレが入ると、KENTA&裕二郎をまとめてショルダータックルで吹っ飛ばす。
続いてファレ&オーエンズが連携を見せ、最後にファレが裕二郎にラリアット。ここでファレがKENTAをバッドラックフォールの体勢で抱え、オーエンズのヒザに向けて叩きつけようとする。
だが、KENTAは脱出してオーエンズにエルボー。さらにファレをうまく場外に落とすと、「チェーズ、アイムソーリー!」と叫んでからgo 2 sleepの体勢に。
しかし、オーエンズは脱出して丸め込み。するとKENTAは跳ね除けると同時にGAME OVERを決め、瞬く間にギブアップを奪った。
試合後、KENTAと裕二郎はオーエンズの容体を気にかける。4人で少し口論となるも、最後はユニットの結束を確認するようにtoo sweetポーズをかわした。
ファレ「今日はいろんな意味で難しい試合だったな」
チェーズ「(※肩を押さえて)肩が! 肩が痛てぇよ!」
裕二郎「チェーズ、大丈夫? 気の毒に……」
チェーズ「KENTAは! KENTAはどこだ! KENTAサン!」
KENTA「(※遅れて現れる)何だ? 何だって?」
チェーズ「今日は楽な試合するんじゃなかったのかよ! 俺は勝ちたかったんだよ!」
ファレ「まぁまぁ」
※口々にいろいろ言いながら、ファレ、チェーズ、裕二郎、PIETERは控室へ。KENTAは彼らが去ったのを見送って
KENTA「俺は座るよ。(※と、ベンチではなく床に座る。カメラにも座るように促す)いやぁ~、この2~3日、最高すぎて! いろいろ最高すぎて、マジで! ビックリするわ! まず今日ね、チェーズ君とファレ君(※地元の先輩を呼ぶアクセント)も、すっげぇアイツら、ナイスガイじゃん。BULLET CLUBの力見せたんじゃないの? BULLET CLUBの結束。アイツらマジいいヤツだわ。あとは、裕二郎? アイツも最高だね。昨日、見てた? 裕二郎のコメント、見た?(※カメラがうなずく)俺が、負けて這いつくばって歩いてる時に、アイツとPIETER、ここ(ベンチ)で、メチャクチャイチャイチャして、『この髪、何色だと思う?』『シャンパンゴールド!』(※声色をまねる) 最高かよ、オイ! マジで、最高すぎるだろ!
ほんで、一番最高なのは、やっぱアレでしょ。TOMOの次は、HIROかな。これまた、トレンド入り狙えそうな名前だけど、HIROも最高じゃん! こうじゃなきゃ面白くないもんね、だって。ただ、ただリーグ戦やってるだけじゃ、面白くないっしょ。ね。でも俺ね、ああいう天然なヤツ大っ嫌いなの。天然。天然大っ嫌いなの。アイツとか、YOSHI-HASHIとか、勝頼もそうかな。天然、大っ嫌いだから。普通に、真剣に話してんのに面白いもんね。アレ、ズルいよね。YOSHI-HASHIなんかもう、コメントとか聞けば聞くほど、全然分かんないもんね、意味が。アレ、ズルいわ。でも、いいんじゃない、これから。アイツ何か、『これで終わったと思うなよ』みたいなことを言ってたっぽいけど、いや、それこっちのセリフだから。分かる? (※カメラに)分かる?(※カメラがうなずく) こんなもんで終わると思ったら、大間違いかもしれないよ、HIRO。ハッシュタグ「#HIRO」。これトレンド狙えそうな名前だな、またいろいろ混ざっちゃって。え? とにかく、面白くなりそう。面白くなりそうだよ。まぁ俺が何言いたいかっていうと、『YOSHI-HASHIはブスで天然のくせに毎回シリーズ前にちゃーんと髪の毛の色整えて、けっこう美意識高い』ってこと!」