第1試合は『WTL』公式戦、後藤洋央紀&カール・フレドリックス組（2勝10敗）vs石井智宏&YOSHI-HASHI（8勝4敗）。バチバチのCHAOS同門対決に注目が集まる。

 

　先発は後藤とYOSHI-HASHI。リストの取り合いからYOSHI-HASHIがヘッドロック。後藤がロープに振ると、ショルダータックルは五分。だが、後藤はYOSHI-HASHIにヒップトスからキック。それをYOSHI-HASHIが受け止めると、エルボー合戦に突入。YOSHI-HASHIは逆水平チョップで後藤をひるませる。だが、後藤もショルダータックルでダウンを奪う。
　次は後藤&フレドリックスがYOSHI-HASHIにダブルのショルダータックル。フレドリックスは相手コーナーの石井にもショルダータックルを見舞うも、石井は仁王立ち。
　YOSHI-HASHIはフレドリックスに逆水平チョップを連発。石井が飛び出すと、フレドリックスはエルボーで応戦。だが、石井はエルボー一発でダウンを奪う。場外ではYOSHI-HASHIが後藤を鉄柵に叩きつける。
　リング上、YOSHI-HASHIはフレドリックスをトップロープに腹ばいに固定し、背中にドロップキック。スイッチした石井はフレドリックスの顔面を蹴りつけて挑発。
　フレドリックスは打撃で応戦するが、石井も逆水平チョップをノドに連発。フレドリックスは腰から崩れてしまう。石井は追撃のストンピング。
　石井はさらにフレドリックスに逆水平チョップを乱打。するとフレドリックスもエルボーを乱射。そして串刺し攻撃を狙うが、石井はカウンターのショルダータックル。そして逆エビ固め。後藤がカットに入ると、YOSHI-HASHIが場外に連れ出す。
　石井はフレドリックスのドロップキックをかわすと、高角度の逆エビ固め。フレドリックスは必死にロープに逃げるが、石井はリング中央に引き戻す。だが、なんとかフレドリックスはロープエスケープ。
　劣勢のフレドリックスだが、石井にカウンターのスパインバスター。ようやくスイッチした後藤は、石井に串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック。さらに牛殺しを狙うが、石井は切り抜ける。
　ここから両者は激しいエルボー合戦に突入。石井は競り勝つと、技の読み合いからバックドロップを炸裂。
　スイッチしたYOSHI-HASHIは、後藤にヘッドハンター。そして雄叫びを上げ、串刺し逆水平チョップ。そしてヘッドバスターを狙うも、後藤は切り抜けてブレーンバスター。
　次はフレドリックスがYOSHI-HASHIにフライングクロスボディ。さらに石井にはドロップキックをお見舞い。続いて石井に変形バックブリーカー、YOSHI-HASHIには串刺しボディプレス。
　勢いに乗るフレドリックスはYOSHI-HASHIにジャンピングエルボードロップ。そして、後藤がYOSHI-HASHIに村正を決め、続いて河津がけ&ネックブリーカーの合体攻撃。
　後藤が石井を場外に連れ出すと、フレドリックスはYOSHI-HASHIに逆片エビ固め。だが、YOSHI-HASHIは必死にロープエスケープ。
　ならばとフレドリックスはロープに飛ぶが、YOSHI-HASHIはトラースキック。ここからCHAOSは連携攻撃。フレドリックスに石井のジャーマンから、YOSHI-HASHIがダブルニーアタック。
　フォールは後藤がカット。さらに後藤は石井にラリアット、YOSHI-HASHIには牛殺しを決める。すかさずフレドリックスはジャックナイフでYOSHI-HASHIを丸め込むが、これはカウント2。
　YOSHI-HASHIはフレドリックスにお返しの逆水平チョップからトラースキック。さらにカウンターのカチ上げ式ラリアットを決め、最後はバタフライロックで粘るフレドリックスを仕留めた。