3勝3敗のコブ＆ニコルスと2勝4敗のザック対決が対決するセミファイナル。

　いきなり乱闘で試合が始まり、コブ＆ニコルスがタイチにダブルカウンターバックエルボーをお見舞い。さらに、コブがショートレンジドロップキックを浴びせる。

　しかし、タイチがコブの串刺し攻撃を回避し、ジャンピングハイキックで逆襲。さらに、タイチがコブを羽交い絞めにすると、ザックがそのままドラゴンスクリュー2連発を敢行。
　これでコブが左脚を痛めると、タイチが場外でイス攻撃を食らわせる。そして、リングへ戻ると、ザックとタイチが脚への集中攻撃でコブを徹底的に痛めつける。
　しかしコブは2人を蹴散らして脱出し、スイッチしたニコルスがダブルハンドラリアットで追撃。そして、タイチ→ザックの順で串刺しラリアットを食らわせ、スパインバスターでタイチを叩きつける。
　するとザックがフロントネックロックを繰り出すが、ニコルスはブレーンバスターへ切り返す。そして、ザックに張り手を浴びても怯まず、即座に強烈な張り手をお返し。
　それでもニコルスに飛びついて三角絞めを極める。だが、ニコルスが強引に持ち上げ、デスバレーボムで叩きつけた。
　コブ対タイチとなり、打撃戦からコブが変型ブレーンバスター。しかし、タイチがその場飛びムーンサルトプレスを回避し、膝にローキックを食らわせる。
　その直後、ザックがランニングローキックで追い討ちし、ショートタイツ姿になったタイチが側頭部へミドルキックを打ち込む。
　続いてタイチがコブに逆片エビ固めを極めると、ザックが変型卍固めでニコルスを分断。そして、タイチが急角度で絞り上げる。ところが、ニコルスがザックを背負ったまま前進し、コブの救出に成功。
　するとタイチは、ローリングソバットを見舞ってニコルスを場外へ落とす。ここから混戦となり、コブが仕掛けたツアー・オブ・ジ・アイランドをタイチが回避。しかし、ニコルスがマイキーボムでザックを叩きつける。
　その後、タイチがアックスボンバーを浴びせるも、コブが受け止める。するとタイチは膝にローキックを連射し、側頭部にハイキックを見舞う。ところが、コブはジャーマンスープレックスホイップで逆転。
　続いてコブは、ショートレンジラリアット、その場飛びムーンサルトプレスでタイチに追撃。そして最後は、ツアー・オブ・ジ・アイランドで葬った。

ニコルス「オイ、ジェフ……」
コブ「（※マイキーの言葉を遮って）ノー、ノー、ノー。俺が決めたぞ。見たか。簡単に持ち上げて、叩きつけてやった。俺はファイティング・マシン。すごいだろ。彼もおんなじ。すごいタッグパートナーなんだぞ。また１勝、積み重ねたぞ！」
ニコルス「一気にまくし立てて、なんだ。まあ、いい。見ただろ、ザックを倒したところを。ジェフは暴走機関車みたいなすごいヤツだ。ザックなんかじゃ、かないっこない。５年かかろうが、10年かかろうがな。このままマイキー・ニコルスを乗せて、優勝まで突っ走ろう。すべてをいただくぞ。邪魔するヤツは叩きのめすまで。一直線に突き進んでやる」
コブ「（※いったん控室の方へ向かっていたが戻って来て）マイキーサンがやったぞ！　やった、やった。彼もまた、ガチムチだ！」
　
タイチ「痛い。痛い。今シリーズ、今場所ほど調子悪い場所はねえ。クソッ。調子悪すぎる。なんだ、あのヤロー。調子悪すぎる。もうダメだ。負け越しか、コノヤロー。ふざけんな」
ザック「運が悪いな。俺たちにとって、このトーナメント（リーグ戦）は。まだまだ続くのか……」
タイチ「クソッたれな場所が。誰でも出せばいいってもんじゃねえって言ってんだろ。どうすればいいか、わかんねえ。コンディション、メチャクチャだよ、お前らのせいで。俺ら大関、横綱コンビ、序盤負けちまったけど、やること一つしかねえんだ。休場だ、休場」
ザック「今日はともかく、次だ、次。ザックドライバーで葬ってやる。サブミッションでもいいけど、もっとこっぴどくやっつけてやる」
タイチ「デブならデブらしく、相撲取ってろ、コノヤロー。もう休場だ。部屋に戻って、親方と相談する。明日は休場だ。明日は俺は休場だ。（会場に）行かねえぞ。こんなコンディション悪いんだ、休ませろ」