2勝5敗の棚橋＆ヘナーレと4勝3敗のコブ＆ニコルスが対決する『WORLD TAG』公式戦。

　ヘナーレがコブにエルボー連打を浴びせ、強烈な逆水平チョップへ繋ぐ。しかしコブは、ヘナーレのショルダータックルを受け止め、強烈なタックルで吹き飛ばす。
　これでヘナーレが孤立する展開となり、コブがその場飛びムーンサルトプレス、ニコルスがフィストドロップを同時にお見舞い。さらに、コブがチンロック、エルボー連打などで追い討ちをかける。
　しかしヘナーレは、カウンタージャンピングショルダータックルでコブに逆襲。スイッチした棚橋が、フライングフォーアームでコブをなぎ倒し、ニコルス→コブの順でドラゴンスクリューを敢行。
　次に棚橋はスリングブレイドを狙うが、コブが受け止める。それでも棚橋はロープへ走るが、コブがカウンタートラースキックで撃墜。
　棚橋対ニコルスとなり、ニコルスが串刺しラリアット2連発。そして、ブレーンバスターの体勢に入るが、棚橋がツイスト＆シャウトに切り返した。
　ヘナーレ対ニコルスとなり、ヘナーレが逆水平チョップ、エルボー、ブレーンバスター、串刺しラリアット、サモアンドロップなどで畳み掛ける。
　その後、棚橋がニコルスに張り手を食らわせ、ヘナーレがトラースキック、2人がスリングブレイド＆水面蹴りの同時攻撃で追い討ち。
　さらにヘナーレがランペイジでニコルスを叩きつけると、棚橋が場外のコブにプランチャを放つ。ところが、コブが受け止め、バックブリーカーで報復。
　一方、リング上ではニコルスがカウンターデスバレーボム、スライディングラリアットでヘナーレに逆襲。そして最後は、マイキーボムで勝負を決めた。

ニコルス「ハッキリ言っておく。俺たちは片道切符の暴走列車だ。誰も止めることはできないし、後戻りすることもない。どこまでも突っ走っていく。このタッグリーグの優勝へ向かってな」
コブ「また勝った。これで２連勝だ。勝って勝って、このまま優勝だ」
ニコルス「次も勝つぞ。次も次もその次も。優勝だ！」
コブ「このまま突き進むぞ！　もう１勝だ。さらにもう１勝だ。さらに……ガチムチ」
　
棚橋「フー（※と大きく息を吹いて）、ヘナーレ（※と言って、ヘナーレをコメントスペースに呼び込む）。ウイ・ネバー・ギブアップ。ネバー・クイット。ネバー・ギブアップね」
ヘナーレ「（※タイツの背後に縫い取られているデザインを指して）これを見てくれ。俺の尻にあるデザイン。どうしてこれをデザインしたかを話すと……」
棚橋「シャーク（鮫）？」
ヘナーレ「イルカ。ハンマーヘッドなんだ。こいつは相手の体を、ところかまわすガブッと食いちぎる。“誰でもかかってこい。食いちぎってやる”ということから、これを選んでデザインしたんだ。そういうファイトが俺のスタイル、目標なんだ」
棚橋「アンティル・ダイ（死ぬまでな）」
ヘナーレ「イエス！」
棚橋「ヘナーレにとっても、俺にとっても、すごく大事なシリーズだから。彼が成長している分、俺がアシストしないといけないし。必ずあきらめない。ネバー・クイット。ネバー・ギブアップ」
ヘナーレ「サンキュー。アイム・ソーリー」