第7試合は鈴木みのるが太陽ケアと、かつて全日本プロレスを荒らしまくった“GURENTAI”タッグを復活させ、諏訪魔(全日本プロレス)&近藤修司(WRESTLE-1)組と対峙。
鈴木は全日本マットで幾多の激闘を繰り広げてきた諏訪魔と約9年ぶりの遭遇を果たす。
鈴木組のセコンドにはNOSAWA論外がつく。
諏訪魔がリングに上がろうとすると、鈴木はロープを開けた若手を蹴り飛ばし、諏訪魔を挑発。そして、開始のゴング前から諏訪魔と小競り合いを見せる。
先発は鈴木と諏訪魔。場内は両者へのコールが交錯する。リストの取り合いから諏訪魔はヘッドロック。鈴木がロープに飛ばそうとするも、諏訪魔は締め付けて離さない。
鈴木は諏訪魔をコーナーに押し込み「離せよ!」と声を荒げる。すると、エキサイトした諏訪魔はストンピングを連発。だが、鈴木もエルボーを乱打。両者、意地を真っ向からぶつけ合い、レフェリーが割って入る。
次はケアと近藤のマッチアップ。鈴木と諏訪魔は場外でイスを持って威嚇しあう。そして、スキをついて鈴木が蹴りつけるが、諏訪魔は鉄柵を投げつけて応戦。
リング上、ケアは近藤にエルボー合戦で競り勝つと、アームホイップからキックのコンビネーション。
さらにケアはエルボードロップからスリーパー。鈴木と諏訪魔は場外で打撃戦を再開。
ケアも近藤を場外に連れ出し、本部席に叩きつけ、イス攻撃を見舞う。続いてケアが捕えた近藤に、鈴木がフロントキック。
戦場がリングに戻ると、鈴木と近藤は打撃戦に突入。互いに胸板に強烈な張り手を繰り出していく。競り勝った鈴木はフライングメイヤーからサッカーボールキック。そして、相手コーナーの諏訪魔にフロントキック。さらに鈴木は近藤にぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字。
スイッチしたケアは近藤にブレーンバスター。そしてコーナーを背負わせて逆水平チョップ、串刺しエルボー、ショートレンジラリアットと攻め立てる。劣勢の近藤だったが、強烈なカウンターのショートレンジラリアット。
次は鈴木と諏訪魔のマッチアップ。諏訪魔はフライングラリアットからパワーボムの体勢に入るも、切り抜けた鈴木は串刺しフロントキック。そして、サッカーボールキックを諏訪魔の胸板に発射。そして、踏みつけてフォールするも、諏訪魔はカウント2でキックアウト。
ここから鈴木と諏訪魔はエルボー合戦に突入。諏訪魔はダブルチョップでひるませるが、鈴木は鋭いエルボーでダウンを奪う。
鈴木は諏訪魔の腹部にニーを叩き込むが、諏訪魔もエルボーで応戦。続く諏訪魔組のトレイン攻撃は鈴木が切り抜け、ケアが諏訪魔に死角からラリアット。そして、鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙うが、諏訪魔は脚力でリバース。
続いてケアが諏訪魔にトラースキックから河津がけ。劣勢の諏訪魔だったが、ダブルチョップからのラリアットで鈴木組からダウンを奪う。。
続いて諏訪魔組はケアにサンドイッチラリアット。そして諏訪魔がショートレンジラリアットからフォールに入るが、ケアはカウント2でキックアウト。
ならばと諏訪魔はケアにハイアングルのバックドロップ。だが、ケアはスリーパーで諏訪魔を捕獲。鈴木も近藤にスリーパー。
ここからケアは諏訪魔にTKOを決めるが、諏訪魔はカウント2でキックアウト。そして、ケアがヘッドロックに来たところを、バックドロップで投げつける。
続いて諏訪魔はケアに豪快なドロップキックを決め、追撃の串刺しラリアット。そして、ジャーマンからフォールに入るが、ケアはカウント2でキックアウト。
すると諏訪魔はケアにバックドロップホールドを完璧に決め、3カウントを奪取。近藤組が勝利を収めた。
諏訪魔と近藤がリングに上がると、鈴木は観客席に立ってにらみつける。そして、花道を下がると見せかけ、猛ダッシュでリングに戻って諏訪魔を襲撃。引き離したセコンドを蹴散らした鈴木は、不敵な笑みを見せてから花道をあとに。