モクスリーは昨年の10.14両国でジュース・ロビンソンを相手にUSヘビーの防衛戦を行なう予定だったが、台風の影響による飛行機トラブルで来日不可能となり、同王座を返上。急遽、第7代USヘビー級王座決定戦としてアーチャーがジュースと対峙し、EBDクローで新日本でのシングル王座初奪取に成功した。
そして、12.8広島のアーチャーの試合後、モクスリーが突如登場し、「俺のベルトを返せ!」と宣戦布告。10カウントノックアウトとギブアップのみで勝敗が決まる、反則裁定なしのテキサスデスマッチを制するのは果たして?
モクスリーは花道からではなく、スタンド席付近から姿を現し、アリーナを練り歩きながら入場。ぞじて、パイプイスをリングに投げ入れる。アーチャーはUSヘビーのベルトを腰にぶら下げ、そしてゴミ箱のフタを手に花道を進む。
ここから戦場は場外に移り、モクスリーはアーチャーをフェンス外に追い出すと、鉄柵に叩きつける。そして、アーチャーをリングに投げ入れ、モクスリーはリング下から竹刀を取り出す。
モクスリーがトップコーナーに上ると、アーチャーがイスを持って突進。これをかわしたモクスリーは着地するも、アーチャーはイスを投げつけてダウンを奪う。さらにアーチャーはイスでモクスリーに二発。続いてゴミ箱のフタでモクスリーを乱打。
ここでアーチャーは竹刀を手にし、モクスリーに振り下ろす。さらに竹刀でノド元を押し当てる拷問攻撃。その後もアーチャーは竹刀攻撃でモクスリーを苦しめる。
アーチャーはモクスリーにコーナーを背負わせると、竹刀をフルスイング。そして、モクスリーの手をつかんでロープウォークを狙うが、これはモクスリーは阻止。
続いてモクスリーは竹刀でアーチャーを滅多打ち。そしてモクスリーはフタを手にし、アーチャーがショルダータックルを狙ったところにフルスイング。
モクスリーはイスを使ってフタを固定すると、そこめがけてアーチャーをブレーンバスター。さらに顔面にニーを叩き込む。ダメージの深いアーチャーは場外へ。
するとモクスリーがプランチャを繰り出すが、アーチャーはノド元を捕えるとそのままエプロンにチョークスラム。さらにセコンドをチョークスラムで捕え、場外のモクスリーに投げつける。勢いに乗るアーチャーはノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂。モクスリーはカウント8で立ち上がり、リングにカムバック。
アーチャーはイスを4脚設置し、モクスリーを投げつけようとするも、モクスリーは脱出。しかし、アーチャーはコーナーに座ったモクスリーを捕獲し、そのままイスの上にブラックアウトをお見舞い。
モクスリーはカウント8で立ち上がるが、アーチャーはEBDクローで捕獲。しかし、モクスリーは腕ひしぎ逆十字で切り返す。だが、アーチャーは力づくで切り抜け、モクスリーのネックハンギングから真後ろに放り投げる。
劣勢のモクスリーだったが、アーチャーのチョークスラムを逃れてダブルアームDDT。アーチャーが立ち上がると、モクスリーはデスライダーの体勢に。しかし、アーチャーは脱出し、豪快なショルダータックル。そして、イスの上にモクスリーをチョークスラムで叩きつける。
モクスリーが立ち上がると、アーチャーは豪快なビッグブーツ。そして、ビニール袋を取り出し、それを用いてEBDクロー。モクスリーはグッタリするが、手を突き上げて復活。するとアーチャーはパンチで殴打。そして、場外に下りリング下から机を二つ取り出す。
アーチャーは場外にテーブルを設置すると、エプロンでモクスリーを捕獲。そして、テーブルに向けてブラックアウトを狙うが、モクスリーは切り抜ける。そして、モクスリーはアーチャーに突進するが、アーチャーはノド元をつかんで捕獲し、逆にテーブルへのチョークスラムを狙う。
これを脱出したモクスリーはテーブルに向け、アーチャーにデスライダーを敢行。テーブルは真っ二つに。この一撃でアーチャーは立ち上がれず、モクスリーが勝利。IWGP USヘビー新王者となる。