1月20日（月）後楽園で行われる「NWAヒストリックミドル戦」カリスティコvsカベルナリオ、1月19日（日）後楽園で行われる「CMLL世界ヘビー戦」ゲレーロvs小島のダブル前哨対決。

　小島対ゲレーロで試合の幕が開き、小島がロープ際でクリーンブレイクせずにチョップを浴びせる。すると、ゲレーロがチョップ連打で報復し、ジャンピングラリアットでなぎ倒した。
　カリスティコ対カベルナリオとなり、応援合戦で場内が盛り上がる。そんななか、カベルナリオが足元にツバを落とし、それを自分で吸ってカリスティコと観客を驚愕させる。
　その後、カリスティコが背中合わせでカベルナリオを飛び越えてフェイントをかけ、カウンターアームホイップで投げ飛ばす。そこから両者が一進一退の攻防を繰り広げ、同時に放ったドロップキックが交錯。そして、ヘッドスプリングで同時に立ち上がった。
　小島対ゲレーロとなり、ショルダータックル合戦、チョップ合戦を展開。競り勝った小島が大胸筋を動かしてアピールするも、ゲレーロがカウンターバックエルですぐに巻き返す。
　さらにゲレーロがヌカドーラで小島を叩きつけ、カベルナリオがロープの反動を利用したジャンピングボディプレスで追撃。
　続いてカベルナリオがカリスティコをエプロンへ追い出し、ゲレーロがスライディングキックで場外へ叩き落とす。
　しかし、小島がゲレーロにローリングエルボーで逆襲。そして、カリスティコがヘッドシザースホイップでカベルナリオを投げる。
　続いてカリスティコが小島のパサーダを利用し、開脚式ドロップキックでゲレーロ＆カベルナリオを場外へ落とす。そして、小島＆カリスティコはそろってトペフェイントを披露。
　ここから小島がゲレーロとカベルナリオに逆水平チョップ連射を浴びせ、串刺しジャンピングエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー！」と叫ぶ。だが、ゲレーロが立ち上がり、串刺しラリアットで逆襲。
　さらにゲレーロは、コーナー最上段の倒立から串刺しヒップドロップをお見舞い。しかし小島は、DDT、コジコジカッターで巻き返す。その後、小島は雪崩式攻撃を狙うが、ゲレーロが雪崩式ブレーンバスタースラムに切り返した。
　カリスティコ対カベルナリオとなり、カベルナリオが変型ノーザンライトスープレックス。しかし、カリスティコがトレイン攻撃から脱出し、カベルナリオ＆ゲレーロを同時に投げ飛ばす。
　さらにカリスティコは、ロープの反動を利用したフェイントで2人を幻惑。そして、カベルナリオのパサーダを利用し、ヘッドシザースホイップでゲレーロを投げる。
　続いてカリスティコは、エプロンからカベルナリオにジャンピングハイキックを見舞い、スワンダイブフライングボディアタックで追撃。さらに、ヘッドシザースホイップで場外へ追いやり、トペスイシーダを食らわせる。
　その直後、小島がゲレーロを場外へ落とし、プランチャで押し潰す。これで再びカリスティコ対カベルナリオとなり、カベルナリオがロープの反動を利用したジャンピングボディプレスを発射。だが、カリスティコが両脚を立てて身を守る。
　ここでカリスティコはラ・ミスティカを仕掛けるが、カベルナリオが脱出し、直後にカベルナリアでギブアップを奪った。

カベルナリオ「カリスティコ、明日、そして日曜も今日と同じ目に合わせてやる！　オマエは『FANTASTICA MANIA』シリーズ中負け続けて終わることになるんだ！　月曜日、オマエはリングで大の字になって、ベルトを巻く俺の姿をただ眺めることになるぞ！」
ゲレーロ「いいかコジマ！　俺たちのタイトルマッチは一筋縄ではいかないぞ！　だが何度も言っている通り、俺がこのベルトを防衛して、メキシコに持ち帰る。俺の強さを思い知らせてやる！」

小島「ウルティモ・ゲレーロ！ウルティモ・ゲレーロよく聞けよ！（スペイン語で）俺は生きてる、俺は強い！明日だ……以上。俺のプロレスを全部見せてやる！明日、そしてタイトルマッチ、そしてまた次の日チャンピオンになった俺はCMLLのチャンピオンになって多分メキシコに遠征に行くだろう。そしてまた向こうで防衛戦やってやる。何でもいいぞ。この俺を舐めんな！キャリア28年キャリア29年目！舐めんじゃねーぞこのやろう！」
カリスティコ「バルバロ・カベルナリオ、今日はお前が勝ったかもしれないが、単なる1試合に過ぎない。俺たちの戦争は終わらない。このベルトは俺にとって本当に大事だ。だから必ず防衛する。俺はいつでも用意できてるぞ。そしてタイトルマッチの次は“マスク vs ヘアー”で勝負だ」