メイン（第7試合）はNWA世界ヒストリックミドル級王者のカリスティコが、バルバロ・カベルナリオを迎撃。1.16後楽園の前哨戦の6人タッグでは、カベルナリオがラ・カベルナリアでカリスティコからギブアップ勝ちを収めている。
　カベルナリオはエウフォリアを伴ってリングインすると、海野レフェリーを誘ってダンシング。さらに放送席のライガーも指名し、ライガーも腰をくねらせて呼応。カリスティコはベルトを巻き、ストゥーカを引き連れ入場。

 

　カリスティコがベルトを指して挑発すると、ゴング前にカベルナリオが奇襲攻撃。さらにカリスティコのマスクを剥ぐが、カリスティコはもう一枚マスクを着用。
　カリスティコは戸惑うカベルナリオをティヘラで吹っ飛ばすと、身体を横にひねりながらプランチャ。さらにエプロンに上るが、カベルナリオは足を取って捕獲。
　そして、カリスティコを場外マットに設置すると、トップコーナーからフライングボディプレスを敢行。大ダメージを負ったカリスティコは、なんとかリングに生還。
　するとカベルナリオは強烈なサイキックを叩き込む。そして、コーナークッションを外す。続いてカベルナリオはハンマーロックから、そのままカリスティコを後方に投げ捨てる。そして、得意のリバーススプラッシュを炸裂。
　勢いに乗るカベルナリオは、カリスティコを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。これをカリスティコは切り返すも、カベルナリオもコーナーに激突する寸前で踏みとどまる。
　だが、カリスティコはソバット。するとカベルナリオはフロントキックでダウンを奪い、「ワタシハイチバン！」と日本語でアピール。そして、ヨダレを口から出し入れする。
　続いてカベルナリオはハイジャックバックブリーカーでカリスティコを担ぎ上げ、金具むき出しのコーナーに突進。しかし、カリスティコは脱出し、カベルナリオをコーナーに激突させる。
　カリスティコはドロップキックから619。さらにスワンダイブのティヘラでカベルナリオを場外に落とすと、トップロープ越えのティヘラを炸裂。
　カベルナリオがリングに戻ると、カリスティコはすばやいロープワークから華麗なティヘラ。さらに複雑なアームホイップでバルを場外に落とし、トペ・スイシーダをヒット。さらにカリスティコはもう一度トペ・スイシーダを決める。
　続いてカリスティコは海野レフェリーを飛び越えるかたちでノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂。場内は大歓声に包まれ、「メヒコ」コールが巻き起こる。
　勢いの止まらないカリスティコは、今度はトップコーナーからプランチャで大飛行。カリスティコはカベルナリオをリングに戻してカバーするが、これはカウント2。
　ならばとカリスティコはウラカン・ラナを決めるも、カベルナリオはカウント2で返す。続いてカリスティコはカサドーラ。そしてティヘラを繰り出すも、カベルナリオはこらえ、力任せにカリスティコをマットに叩きつける。
　カベルナリオは串刺し攻撃を繰り出すが、カリスティコはキックで迎撃。するとカベルナリオは尺取虫ムーブで気合を入れ、カリスティコを場外に落とし、三角飛びプランチャを狙う。
　それをカリスティコが回避すると、カベルナリオは鉄柱のあいだを潜るかたちでトペ・スイシーダをヒット。そして、今度こそ三角飛びプランチャを成功させる。
　カベルナリオは雄叫びを上げ、カリスティコをリングに戻す。そしてブレーンバスターの体勢から前方に落とし、カリスティコの背中にリバーススプラッシュ。だが、カバーはカウント2。
　劣勢のカリスティコだったが、スキをついてスタナー。そして、カベルナリオにフライングメイヤーから、トップコーナーに登ってムーンサルトプレス。しかし、カベルナリオはキックで迎撃。
　そして、カベルナリオは突進するが、カリスティコはカウンターのカナディアンデストロイヤー。すぐさまフォールに入るも、これはカベルナリオがカウント2でキックアウト。
　ならばとカリスティコはラ・ミスティカを狙うが、カベルナリオは切り抜ける。そして、逆にカナディアンデストロイヤーでお返し。カリスティコはカウント2で切り抜ける。
　するとカベルナリオは掟破りのラ・ミスティカを敢行。すかさずカリスティコはロープにエスケープ。だが、すばやくカベルナリオはラ・カベルナリアで捕獲。しかし、カリスティコは脱出。
　ここでカベルナリオはパンチでカリスティコの動きを止めると、トップコーナーへ。だが、カリスティコはすばやい動きでカベルナリオを捕獲し、スパニッシュ・フライを炸裂。
　続くカバーはカベルナリオがカウント2でどうにか逃れるも、ここでカリスティコは伝家の宝刀ラ・ミスティカを決め、たまらずカベルナリオはギブアップ。カリスティコが接戦を制し、王座防衛に成功した。