1.4東京ドームで第70代IWGP Jr.王者に就いたヒロムが、宿命のライバルであるリーと初防衛戦で激突。両者のIWGP Jr.戦は一昨年の7.7サンフランシスコ以来で、そのときに首に重傷を負ったヒロムが長期欠場に追い込まれた経緯がある。
ゴング直後、リーがジャーマンスープレックスホイップで投げると、ヒロムもすぐに同じ技を返す。その後、リーが再びジャーマンスープレックスホイップで投げると、ヒロムはすぐにラリアットで報復した。
続いて両者が激しいチョップ合戦を繰り広げ、ヒロムが連打からロープへダッシュ。しかし、リーが追走してチョップを浴びせる。
そこからまたもやチョップ合戦になり、リーがヒロムを青コーナーへ追い込む。そして、追走式串刺しフロントハイキックを見舞うと、ヒロムはすぐに串刺しラリアットで報復。続いてロープへ走るが、リーがカウンターチョップを食らわせる。
これで3度目のチョップ合戦となり、そこからリーがキチンシンク。さらに、ヘッドシザースホイップを側転で切り返すが、ヒロムがすぐにチョップを浴びせる。
ここから4度目のチョップ合戦となり、リーが競り勝ってヒロムをダウンさせる。そして、串刺し低空ドロップキック、ダブルアーム式バックブリーカー、低空ランニングフロントキックで追撃。
これでヒロムは場外へ落ち、エプロンからリングへ戻ろうとする。ところが、リーがトップロープ越えのヘッドシザースホイップを繰り出し、場外へ転落させる。
続いてリーはヒロムを鉄柵の上に座らせ、トペスイシーダを敢行。その後、スワンダイブ攻撃を狙うが、ヒロムがトラースキックで迎撃し、トップロープ越えのカナディアンデストロイヤーをお見舞い。
ヒロムの攻勢は続き、ダイナマイトプランジャーから変型デスバレーボムでニュートラルコーナーに叩きつける。それでもリーはTIME BOMBを切り返してドラゴンドライバーを仕掛けるが、ヒロムが三角絞めに切り返す。
さらにヒロムは、串刺しラリアットで追い討ち。そして、雪崩式攻撃を狙うが、リーに抵抗されて宙づりになってしまう。だが、パタダス・エン・エル・ペチョを回避し、両者がコーナー上でやり合う。そんな中、ヒロムが場外へ向かって宙づりになってしまい、リーが今度こそパタダス・エン・エル・ペチョを敢行。
エプロン上の攻防となり、ヒロムのトラースキックに対し、リーがジャンピングニーアタックで対抗。だが、ヒロムがカウンターフロントスープレックスで場外へ投げ捨てる。そして、青コーナー最上段からダイビングセントーンをお見舞い。
カウント19でリングへ戻ったリーは、カサドーラを繰り出すが、ヒロムがジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
するとリーは、ロープの反動を利用したジャーマンスープレックスホイップで対抗。それでもヒロムはジャーマンスープレックスホイップを返すが、リーが立ち上がって同じ技を返す。
続いてラリアットが相打ちを挟み、リーがジャンピングニーアタックからジャーマンスープレックスホイップ。するとヒロムはリーにトラースキックを浴びせ、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
それでもリーがジャーマンスープレックスホイップを繰り出し、抵抗するヒロムを再びジャーマンで投げる。そして、デスヌカドーラの体勢に入るが、ヒロムがDに切り返す。
しかし、リーが腕を取られたまま強引にヒロムを持ち上げ、ニュートラルコーナーへ叩きつけて脱出。するとヒロムは、カウンターフロントスープレックスでリーを投げ、ニュートラルコーナーへ激突させる。
続いてリーは変型パイルドライバーでヒロムを突き刺し、トップロープへ固定。そして、ニュートラルコーナー最上段からダイビングフットスタンプを食らわせる。
これでヒロムがセカンドロープにもたれると、リーは低空ランニングニーアタックをお見舞い。そして、ドラゴンドライバーの体勢に入るが、ヒロムがカナディアンデストロイヤーに切り返す。
それでもヒロムは変型デスバレーボムでリーをコーナーへ叩きつけ、TIME BOMBを狙う。だが、リーが変型カナディアンデストロイヤーへ切り返し、低空ランニングニーアタックで追撃。
続いてリーは、レインメーカー式ジャンピングニーアタックをヒロムへお見舞い。ところが、ヒロムがカウンターカナディアンデストロイヤーで逆転し、TIME BOMBを炸裂させる。
それでもヒロムは強烈なエルボーでリーを吹き飛ばし、2発目のTIME BOMBで轟沈した。
試合後、ヒロムは人差し指を立ててリーに言葉をかける。すると、リーも指を立ててヒロムに言葉を返した。