大阪決戦前哨戦。
本間朋晃&SHO&YOH vs鈴木みのる&エル・デスペラード&金丸義信。
試合開始前から鈴木軍が本間&SHO&YOHを襲撃。
リング上ではデスペラードと金丸がYOHに襲い掛かるが、YOHはデスペラードを金丸に押し当てると、デスペラードへドロップキックを発射。
だが、鈴木軍も鈴木がタッチしたSHOをタランチュラ式腕ひしぎ十字固めで捕獲すると、直後に鈴木軍が場外戦を展開。
場外カウント19でなんとかリングに戻ったSHOを待ち受けていたデスペラードはブレーンバスターで放っていくと、タッチを受けた金丸もボディスラムでSHOを思いっ切りリングに叩きつける。
さらに、タッチを受けた鈴木が強烈なエルボーでSHOを追い詰めると、ペースを掴んだ鈴木軍は、交代しながら逆エビ固めでSHOを締め上げていく。
苦しい状況のSHOは、金丸のブレーンバスターをこらえると、逆に担ぎ上げ金丸を投棄し、YOHとタッチ。
YOHはジャンピング・エルボーアタックを金丸に見舞うと、リングインしたデスペラードをDDTで分断。
YOHはトラースキック2連発で勢いに乗るが、金丸も旋回式DDTで応戦。
本間と鈴木の場面、気合十分の本間はSHO&YOHとのトレイン攻撃からDDTを決めると、こけしの体勢へ。
だが、ここは金丸がカットに入ると、鈴木軍がトレイン攻撃から鈴木がPKを見舞っていく。
終盤、本間は鈴木との張り手合戦からこけしロケット、小こけしを的中させ、場内を沸かすも、最後は鈴木が強烈な張り手の連打、エルボーからゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、本間から勝利を奪った。
試合後、デスペラードと金丸はIWGPジュニアタッグのベルトでSHO&YOHを殴打しノックアウトした。
鈴木「(※しばらくの沈黙の後)フハハハハハハハ……。なんで笑ってるか、教えてやろうか? (※某記者に向かって)ちょっと来いや。なんで俺が笑ってるか、教えてやろうか。(※某記者の胸ぐらをつかんで)人殴ると楽しくなってくんだよ。ハハハハハハ。ジョン・モクスリー、早く来い。早く来い。早くオレの前に、姿を現せ。ぶち殺してやる。ハハハハハハ……」
デスペラード「あーあ。いやいやいや……」
金丸「変わらず、何もやってこねえチャンピオンだな」
デスペラード「まあまあまあまあまあ、急に変化しろっていうのもなかなか無理な……。筍じゃねえんだから、そんな簡単に伸びないんのは無理だってのはわかってんだ。もうちっと考えろ。あのヤロー、小松は少し今日は考えてきたな。ちょっと驚いたよ。なんだ、あの飛びついたDDTとかよ」
金丸「あ、そうだよ……」
デスペラード「新しいもの見せろ。お前らの試合は、いつまでたっても景色がいっしょなんだよ。だから俺たちも、すぐ対策立ててやってる方としても刺激がねえの。楽しませてくれ」
YOH「(※コメントスペースにたどり着くなり、ベルトを抱えたまま崩れ落ちるようにフロアに座り込む)でっけえ目標が俺にはあるんだよ。負けるわけねえだろ。かかって来い、コノヤロー……」
SHO「(※コメントスペースにたどり着くなり、ベルトを抱えたまま崩れ落ちるようにフロアに座り込む)前哨戦でこうして、オレたちにダメージを与えてく。それがあいつらのやり方だったてのは、わかってる。でも、オレたちはオレたちの闘いで、このシリーズ勝ち抜いて、そしてベルト、守ってやる」
本間「(※コメントスペースにたどり着くなり、崩れ落ちるようにフロアに座り込む)1年7か月ぶりの、1年7か月ぶりの、山形のリング。どんな思いで……。クッソー……。鈴木のヤロー。タダで終わるか。倍返しだ、コノヤロー。少しでも成長した姿を見せたかった。次だ、次……」