2.9大阪決戦前哨戦。
内藤哲也＆SANADA＆高橋ヒロムvs KENTA＆ジェイ・ホワイト＆外道。

内藤とKENTAが先発で試合開始。
ゴングと同時に内藤コールが沸き起こると、KENTAは場外へ。
これに対し、内藤はロープワークからリング中央で寝転び、ポーズをとりKENTAを挑発。
時間をかけてリングに戻ったKENTAは外道とタッチ。

内藤もヒロムとタッチを交わすと、ジェイが背後からヒロムを襲撃。
直後にKENTAは内藤に襲い掛かる。
だが、ヒロムは外道を担ぎ上げジェイにヘッドシザース・ホイップで誤爆させ蹴散らすが、BULLET CLUBもすぐさま場外戦をペースを取り戻す。

場外カウント15でなんとかリングに戻ったヒロムを待ち受けていた外道は、ヒロムの髪を引っ張ると、思いっ切り自軍のコーナーに叩きつけていく。
さらに、代わったジェイは、外道がコーナーマットを剥がした金具むき出しのコーナーにヒロムを叩きつけると、KENTAとタッチ。

KENTAは強烈な蹴りでヒロムを黙らせると、KENTAと外道が交互にヒロムを金具むき出しのコーナーに叩きつける。
苦しい状況のヒロムは、代わったジェイへ手と足を取ってのドラゴン・スクリューを決め自軍に戻ると、SANADAとタッチ。

SANADAは低空ドロップキックをジェイの膝に叩き込むと、場外へ転落したジェイへプランチャを発射。
さらに、SANADAはパラダイスロックを狙うが、ジェイはこれを回避すると、DDTで反撃しひねりを加えたブレーンバスターで追撃。
両者はバックの取り合いを展開すると、ジェイはSANADAの髪を引っ張りリングに叩きつけ、KENTAとタッチ。

KENTAはエプロンサイドの内藤へフロントハイキックを決めると、SANADAへYes Lockを狙っていく。
ここは内藤がカットに入ると、SANADAはKENTAへフランケンシュタイナーを決め、内藤とタッチ。
内藤はKENTAをコーナーに追い詰めると、コーナーミサイルからポーズをとりKENTAを挑発。
だが、KENTAもロープ際、グリーンキラーからファルコンアローで内藤を投げ捨てると、ダイビング・フットスタンプへ。
内藤はこれを間一髪でかわすと、スパインバスターでKENTAをマットに叩きつける。

ヒロムと外道の場面、ヒロムは串刺しラリアットからランニング低空ドロップキックを叩き込むが、外道はナックルパートからメリケンサック攻撃へ。
だが、ヒロムがトラースキックで迎撃すると、ジェイがリングイン。ここはSANADAがセルフ式マジックキラーで分断すると、リング上ではヒロムが外道へラリアットを振り抜き、最後はとどめのTIME BOMBを炸裂させ、外道から勝利を奪った。

ヒロム「（※フロアに座り込んで）内藤さん、全然無視じゃないですか。期待して待ってたのになあ……。全部コメントするか……。まあ、仕方ない。今、内藤さんにはKENTAさんしか見えてないだろう。仕方ないか……。ここで、カメラも回ってないところで、“ヒロムちゃんの豆知識”のコーナー！　
なぜ、IWGPヘビーのベルトを退場の時に持って眺めているか？　そして、巻こうと思えば巻けるのに、なぜ巻かないか？　これ実は、新日本プロレスの昔からの伝統で、どうやらジンクス的なものがあるらしいんだけど。
チャンピオンでない人間がIWGP、いやもしくは何でもベルトを巻いた場合、そのベルトを獲得することができないっていうジンクスが、新日本プロレスには古くからあるみたいです。以上です……」
内藤「歓声とブーイングって、紙一重だと思うんだよね。そもそも関心のない選手に対して、お客様は歓声もブーイングも送らないから。日本全国どこへ行っても、KENTAに対してブーイングという名の大歓声が起こるわけで。すごいね、KENTAっていう選手は。素直にすごいと思うよ。
まあ、いつも言ってる言い方をすると、“さすが世界を経験した男は違うわ”ってことになるけどね。次は北海きたえーる。北の大地でも、彼への大歓声がすごいんだろうなあ……。じゃあ、また土曜日、北海きたえーるでお会いしましょう。アディオス」
※SANADAはノーコメント
　
※KENTA&ジェイ&外道はノーコメント