CHAOSvsLOS INGOBERNABLES de JAPONの8人タッグマッチ。全員が『NJC』にエントリーしており、6月22日（月）にSHOと鷹木、6月23日（火）にYOHとBUSHIが、トーナメント1回戦で当たる。

　YOHとBUSHIのマッチアップで試合が始まり、腕を取られたBUSHIが顔面攻撃。しかしYOHは、アームホイップからショートレンジドロップキックを浴びせた。
　これでBUSHIが孤立してしまい、後藤がアームホイップでYOSHI-HASHIを投げて押し潰す。しかし、控えのEVILがYOSHI-HASHIのロープワークを妨害し、BUSHIのカニばさみからSANADAが低空ドロップキックを見舞う。
　これをきっかけに今度はYOSHI-HASHIが孤立し、EVILがセントーン、SANADAがコブラツイストなどで追撃。さらに、鷹木がYOSHI-HASHIと後藤を衝突させ、ダブルハンドラリアットでまとめてなぎ倒す。
　その後、YOSHI-HASHIと鷹木はエルボー合戦から逆水平チョップを打ち合う。そこから鷹木が顔面パンチを見舞い、追走式キチンシンクで追い討ち。しかしYOSHI-HASHIは、ヘッドハンターで巻き返した。
　SHO対鷹木となり、SHOが串刺しラリアットで先制。そして、鷹木の反撃をものともせず、スピアーで吹き飛ばす。
　さらにSHOは、ブレーンバスターで鷹木に追撃。それでも鷹木はラリアットを2連続で受け止めるが、SHOはカウンタージャンピングニーアタックをヒットさせる。
　続いてSHOは左右のエルボー連打からロープへ走るが、鷹木が追走式ラリアットを見舞う。そして、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てるが、SHOはすぐさまショートレンジラリアットで報復した。
　YOH対BUSHIとなり、YOHがアームホイップから低空ドロップキック。さらに、串刺しジャンピングバックエルボー、ハーフハッチへ繋ぐ。
　続いてYOHはドラゴンスープレックスを仕掛けるが、BUSHIが脱出してDDTで突き刺す。するとYOHはローリングソバットを浴びせるが、BUSHIはすぐにフェイント式ニールキックで挽回。だが、YOHも負けずにオーバーヘッドキックを食らわせた。
　後藤対BUSHIとなり、BUSHIが串刺し攻撃を回避。その直後、EVILが串刺しラリアット、SANADAが串刺しバックエルボー、EVILがトラースキック、SANADAがパントキック、BUSHIがバッククラッカーで後藤を攻め立てる。
　その後、BUSHIはエムエックスを繰り出すが、後藤が回避。ここから混戦となり、YOHがBUSHIにトラースキック、鷹木がYOHにラリアット、SHOが鷹木に高速ジャーマンスープレックスホイップ、EVILがSHOにラリアット。
　その直後、EVILがYOSHI-HASHIを羽交い絞めにし、SANADAがショートレンジドロップキックをお見舞い。そして、2人でマジックキラーの体勢に入るも、YOSHI-HASHIが脱出に成功。後藤がSANADA、YOSHI-HASHIがEVILにラリアットを食らわせる。
　さらにYOSHI-HASHIがフェイント式バックキックをBUSHIに浴びせると、後藤がすぐさま牛殺しで追撃。そして最後は、GTRで勝負を決めた。

　
YOH「こうやってさ、このリングに立てること、闘えること、それを噛み締めつつ、踏みしめつつ、ここの首の痛みも愛おしさすら感じる。また戻ってきたなって思ってます。こういう新しい形の新しい方式でもプロレスって楽しんでもらえるもんだっていうことを僕たちがどんどん証明していくから。こっからもプロレスを無限に届けていきます。そして、『NEW JAPAN CUP』初戦ね。ジュニア対決。目指すものは一つだから。全てを背負って、信念を持って闘い抜きます」
　

　
YOSHI-HASHI「『NEW JAPAN CUP』、メンバーはだいぶ変わったけど、目指す場所は変わらないから。初戦、天山。シングルするのは初めて。でも、必ず俺が勝ちを収めるから」

　
SHO「俺が、この俺がこうして、『NEW JAPAN CUP』にエントリーできたのもラッキーかもしれない。あいつが言うように、鷹木が言うように棚ぼたかもしれない。そして、あの鷹木信悟とこうしてシングルマッチまでこぎ着けたのもラッキーかもしんねえよ。棚ぼたかもしんねえよ。でも、あいつに勝つにはラッキーじゃ勝てねえし、棚ぼたでも勝てねえんだ。俺の実力で勝つしかねえんだよ。あいつにはいろいろな感情がある。こんな試合後のコメントブースじゃ語りきれないぐらい思うことがある。だからってな、俺がこんなゴチャゴチャ言っても、あいつのほうがしゃべるのも上手いし、Twitterで返してくるんだろうな。絵文字付きで。だからこそ、俺はこうしてしゃべるのももちろんだけど、リング上であいつを倒すしかないんだよ。残された道は22日、あいつに勝つしか俺には残されてねえんだよ。だから、もし見てくださっている人で、俺に勝ってほしいって、俺を応援してくれる人がもしいるなら、22日、お願いします。どうか僕にパワーをください。念を送ってください。そうしたら、必ず勝ってみせます」
　
後藤「見ての通りです。長い自粛生活のウップンを試合にぶつけたいと思います。それから裕二郎に一言だけ、優勝しますの一言が言えない人間に勝利の女神は微笑まないよ。だから今回は謙虚に言わせてもらいます。優勝します！」
　

　
BUSHI「小松！ てめえ、1回戦、覚えとけよ。ああ、クソッ！」
　

　
EVIL「1回戦の小島にはぁ、中止になる前、一つ借りがあったよなぁ。その借りをこの1回戦でぇ、きっちり倍にして地獄の底に沈めてやるよ。そして、今年の『NEW JAPAN CUP』、何がなんでも優勝してぇ、そんでもって、次の日の内藤戦でIWGPプラスインターコンチを奪い取ってな、この俺が三冠王になってやる。よく、覚えとけー！」

　
鷹木「いいじゃない、SHO。一昨日当たった時はな、何も変わっちゃいないって言ったけど、変わってるようだな。身体もでかくなって、パワーアップして、一発一発が重いよ。だがそれで、勝てるほど、俺は甘くないぞ。（ことさらに声を張り上げて）試し斬りは！ 今日までだ。6月22日は本気で、120％で、SHOの首を介錯してやろうじゃねえか。この1年間、何をやってきたか。お互いのストーリーが全て出るだろう。（ことさらに声を張り上げて）中途半端な気持ちで！ 俺の前に立つんだったら、二度と立ち直れないようにとことん叩き潰してやるからな。俺はもっと、2回戦もそう、先を見てるんだよ！ やるからには優勝！ そして、大阪城で内藤の前に立ってやる」

※SANADAはノーコメント