高校時代からの長い因縁を持つ永田と鈴木が、シングルマッチで激突するメインイベント。6月17日の『NEW JAPAN CUP 2020』1回戦で対戦し、永田が勝利。これをきっかけに抗争状態へ突入していた。
激しい睨み合いから試合が始まり、フロントハイキックの打ち合いからエルボー合戦を展開。そこから再びフロントハイキックの打ち合いになり、永田が競り勝った。
その後、永田が腕を取って絞ると、鈴木が脚を取って挽回。そして、リングと場外の段差を利用してアキレス腱固めで絞り、永田の動きを止める。
それでも永田は、鉄柵攻撃から串刺しフロントハイキックを狙う。だが、鈴木が脚をキャッチし、鉄柵に絡める。
続いて鈴木はパイプイスを手にするが、海野レフェリーが体を張って没収。すると鈴木は、鉄柵を悪用し、永田の右膝を執拗に痛めつける。
リングへ戻った鈴木は、ロープを悪用して永田の膝へ追撃。それでも永田はランニングローキックをキャッチし、膝にエルボースタンプを浴びせる。
さらに永田は、ミドルキック連射から串刺しフロントハイキックをお見舞い。そして、鈴木がエクスプロイダーを抵抗すると、カウンターフロントハイキックを食らわせる。
だが、鈴木は永田のミドルキックをキャッチし、エルボースタンプをお返し。続いてエルボーを浴びせると、永田も応戦してエルボー合戦になる。
そこから永田が連打で攻め込むと、鈴木がスリーパーホールドを極めてニュートラルコーナーへ連れ込む。しかし、永田がエルボー連打を繰り出し、「来いよ!」などと叫んで鈴木を挑発。
これでまたもやエルボー合戦となり、両者が互いを挑発しながら激しく打ち合う。その後、2人とも座り込んでしまうが、その体勢からヘッドバット合戦へ突入。
続いて2人が立ち上がり、またもやエルボー合戦を展開。これで鈴木の足元がフラつくと、永田はロープへ走る。すると鈴木はスリーパーホールドを仕掛けるが、永田回避してバックドロップにいく。そこから鈴木が逃れて再びスリーパーを狙うが、永田がエクスプロイダーで投げ捨てる。
さらに永田はローキックを食らわせ、鈴木を悶絶させる。そして、何度もバックドロップの体勢に入るも、鈴木が再三に渡って阻止。
その直後、鈴木は強烈なヘッドバットを5連発で浴びせて永田をダウンさせる。そこからまたもやエルボー合戦が始まり、張り手合戦へ移行。そんな中、鈴木が連打で押し込み、さらには左右の張り手連打で追撃。そして、強烈なエルボーで永田を倒すと、最後はゴッチ式パイルドライバーで激闘を制した。