『SUMMER STRUGGLE 2020』第8戦にして、後楽園ホール4連戦の最終日。「NEVER 6人タッグ王座決定トーナメント」決勝戦をメインイベントに据え、全6試合が組まれた。
オープニングマッチは、上村&キッドの日米道場生コンビが、BULLET CLUBの裕二郎&外道と対決。
セコンドの邪道が竹刀を持って登場するなか、キッド対裕二郎で試合がスタート。裕二郎がトーキックからヘッドロックを極めるが、キッドがパワーで切り返す。
すると裕二郎は手を噛むが、キッドがカウンタータックルで挽回。そして、キッド&上村が外道と裕二郎にダブルバックエルボーを食らわせる。
続いてキッドは場外戦で裕二郎とやり合うが、外道が背後からベルトで殴打。たまらず上村が駆けつけるが、裕二郎が鉄柵へ叩きつける。
ここからキッドのローンバトルとなり、裕二郎がボディスラム、低空ランニングフロントキックなどで追撃。そして、裕二郎がキッドを場外へ落とすと、邪道が押さえつけ、外道がベルトで滅多打ちにする。
キッドの劣勢は続き、外道が顔面攻撃、スリーパーホールドなどで攻め込む。しかしキッドは、串刺しバックエルボーで逆転に成功。
ようやくタッチを受けた上村は、カウンタードロップキックで外道をなぎ倒し、串刺しドロップキックで追撃。そして、かんぬきスープレックスの体勢に入るが、外道が頭を噛んで逃げる。
替わった裕二郎はロープへ走るが、キッドが飛び込んでカウンタードロップキックを食らわせる。
続いて上村&キッドが裕二郎にトレイン攻撃を敢行し、合体ブレーンバスターで投げ捨てる。
その後、裕二郎がジャーマンスープレックスを抵抗し、佐藤レフェリーにしがみついて視界を遮る。そして、場外で邪道が竹刀を持って身構えるが、上村がスライディングキックをお見舞い。そして、かんぬきスープレックスで裕二郎を投げ飛ばす。
次に上村は逆エビ固めを極めるが、外道がトラースキックでカット。続いて外道がキッドを引き離すと、裕二郎が上村にフィッシャーマンバスターで報復。そして、即座にピンプジュースで勝負を決めた。
試合後、裕二郎&邪道&外道は、キッドと上村を執拗に痛めつけて退場した。