『G1 CLIMAX 30』Bブロック公式戦。
ジュース・ロビンソン(2勝1敗=4点)と矢野通(3勝0敗=6点)が激突。
ゴングと同時に、矢野が自身のTシャツをジュースにプレゼントし、「プリーズ、ウェア!」と着用を要求。
ジュースがこれに応じ、Tシャツを着ると、直後に矢野が背後から横入式エビ固めに。
ジュースはこれをカウント2で返すと、矢野に詰め寄るが、矢野がアルコールをジュースの顔面に噴射し、さらにフォールへ入る。
ジュースはこれもカウント2で返すと、たまらず場外へ。
そして、リング上では矢野が「大丈夫!」と挑発し、場外のジュースへ向かっていくと、ジュースはペットボトルで叩きつけ、倒れる矢野の顔面にアルコールを浴びせる。
戦場がリングも戻ると、矢野はコーナーマットを外すが、ジュースはこれを奪い矢野に振り下ろす。
矢野は間一髪で場外へ逃れると、ジュースは着ていた矢野のTシャツを破り捨て挑発。
これに対し、場外の矢野は「ユー、カモーン!」とジュースを誘い込むと、矢野はマンハッタンドロップから隠し持っていたテーピングをジュースの両足を縛り上げ、一足先にリングイン。
両足の縛られたジュースは飛びながら場外カウント17でリングに戻ると、矢野は「カモーン!」と逃げ回りジュースを挑発するが、ジュースはなんとか矢野を捕まえフルネルソンバスターでマットに叩きつけ、テーピングを外しイーブンの状況に。
ここでジュースはナックルパートの連打を浴びせると、レフェリーの死角をつき強烈な左のナックルパートをお見舞い。
ここを勝機とみたジュースはパルプフリクションを狙うが、矢野はこれをこらえ横入り式エビ固めを決めにかかるも、ジュースが逆にエビ固めで押し込み、矢野から3カウントを奪った。