『G1 CLIMAX 30』Bブロック公式戦。
内藤哲也(3勝0敗=6点)とSANADA(0勝3敗=0点)が激突。
ゴングと同時に会場から大きな手拍子が沸き起こるなか、両者はバックの取り合い、グランドの攻防からロープ際、内藤がSANADAを場外へ転落させる。
だが、SANADAもすぐさま内藤の足を引っ張り場外へ引き込むと、リングインしプランチャのフェイントで挑発。
再びリング上で向き合うと、内藤は読み合いを制し、ジャンピングフロントキックを的中させ、場外で鉄柵攻撃を敢行。
戦場がリングに戻ると、内藤はスリーパーからSANADAの後頭部へ膝を当て、ジェベで締め上げていく。
さらに、内藤はコーナーミサイルで攻勢に出ると、顔面を踏みつけSANADAを挑発。
これに対し、SANADAもカウンターの低空ドロップキックで返していくと、リープフロッグからドロップキックを決め、場外へ転落した内藤へプランチャを的中させ、会場を煽っていく。
だが、内藤もバックエルボーから後頭部へ低空ドロップキックを放つと、コーナーマットに頭部を叩きつけてからのネックブリーカーでSANADAにペースを握らせない。
ここで両者は技の読み合いを展開するなか、SANADAがマジックスクリューを決めると、タイガースープレックスを狙うが、これを嫌った内藤はスイングDDTで応戦。
内藤はSANADAをコーナーに持ち上げ雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、SANADAはこれを逃れ、内藤のお尻へドロップキックを発射。
内藤の左肩が鉄柱にブチ当たり動きが止まると、SANADAはそのまま雪崩式で内藤の後頭部へ膝を叩き込み、タイガースープレックスを敢行。
SANADAはすぐさまSkull Endを狙っていくが、内藤はスパインバスターで返していくと、右肩から首にかけてエルボーを連発で浴びせる。
これにはたまらず顔がゆがむSANADAに対し、内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを決めていくと、エスペランサも決め、ポップアップ式TKOをデスティーノで切り返す。
だが、SANADAも負けじと正調のデスティーノをTKOで切り返すと、リング中央でダブルノックダウン。
なんとか起き上がった両者はエルボー合戦を展開なか、SANADAはムーンサルトからのドラゴンスリーパーで内藤を捕獲すると、そのままスイングさせSkull Endへ。
タップをしない内藤に対し、SANADAは勝負を賭けたラウンディングボディプレスを放つが、内藤はこれを間一髪でかわし誤爆。
ここで内藤はコリエンド式デスティーノを決めると、とどめのバレンティアを狙うが、SANADAはこれをデスティーノで切り返し、最後はラウンディングボディプレス2連発で内藤から3カウントを奪った。