第3試合はジェフ・コブ(1勝3敗)ジェイ・ホワイト(3勝1敗)。コブとしてはすでに3敗を喫しているだけに、ここは踏ん張りどころ。昨年の『G1』公式戦ではジェイが勝利を収めているが、一年ぶりの対戦の結末は? ジェイは外道と帯同してリングイン。そして、ゴング前にToo Sweetポーズをかわす。
開始のゴングと同時に、ジェイは間を外すように場外にエスケープ。ジェイはリングに戻ると片足タックル。しかし、コブはすぐにバックを取る。ジェイはロープに逃げ、バックエルボーでひるませてからヘッドロック。しかし、コブはジェイをロープに突き飛ばし、ショルダータックルでダウンを奪う。
続くロープワークの攻防ではコブが華麗なリープフロッグ。すると、ジェイは挑発するような張り手を見舞い、場外へ。
ジェイはカウント19でリングに生還。さらにエルボーの連発からロープに走るが、コブはカウンターのドロップキック。
コブがジェイの両足を持って引きずると、ジェイがつかんだ外道までリングイン。コブは両者をつかむと、力任せに同士打ちさせる。コブは場外のジェイをリングに戻すが、自身がリングに入ろうとすると外道が足をつかんで妨害。すかさず、ジェイがコブにストンピングを浴びせる。ジェイは場外戦に持ち込むと、コブの腰を鉄柵に叩きつける。
コブがリングに戻ると同時にジェイはストンピングで襲いかかる。さらにジェイはコブをコーナーに詰めてショルダータックルを連打。続いてスウィンギングネックブリーカーからチンロックへ。これをコブは力ではねのけようとするが、ジェイは背中にヒザを叩き込む。
コブは両肩にジェイを担ぎ上げるが、ジェイは顔面かきむしり。そしてロープに走るも、コブはカウンターのバックフリップ。
コブはショルダータックルでジェイを二度にわたってなぎ倒し、さらにスピアーのようなかたちでコーナーに叩きつける。そこから豪快なフロントスープレックスを炸裂。勢いに乗るコブは飛距離のある串刺しエルボーからランニング式のバックドロップ。
続いてコブはジャーマンを狙うも、ジェイは切り抜ける。すると、コブは強引にブレーンバスターの体勢に入るが、ジェイは着地してDDTをお見舞い。
ジェイは串刺しエルボーを連発。さらにハーフハッチスープレックスでコブをコーナーに叩きつける。続いてジェイはブレードバスターからカバーに入るが、コブはカウント2でキックアウト。
ならばとジェイは変形の裏投げを狙うも、コブはエルボーで切り抜ける。続いてエルボーの応酬になり、コブが優勢に。コブはロープに走るが、ジェイはカウンターのコンプリートショット。
続いてジェイはジャーマンを狙うも、コブは力で切り抜ける。しかし、ショートレンジラリアットをかわしたジェイは、変形の裏投げを炸裂。
今度はジェイがSSSの体勢に入るが、コブはディフェンス。すると、ジェイはうしろからコブのヒザにタックル。さらにドラゴンスクリューから足関節を狙うも、これはコブが切り抜ける。
ジェイはコブの左足に蹴りを連発。しかし、コブはジェイをハンマースルーでコーナーに叩きつける。コブはジェイの両足を引っこ抜くと、空中で捕獲してアスレチックプレックス。さらにその場飛びシューティングスタープレスを決めるが、ジェイはカウント2でキックアウト。
ここを勝機と見たコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、ジェイは切り抜けてブレードランナーへ。だが、コブも回避し、ジャーマンを炸裂。
そして、コブはもう一度ツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に。しかし、ジェイは脱力してロープをつかんで回避。
ここでジェイがレフェリーの注意を引きつけていると、外道がリングイン。これにコブは気が付くも、その背後からジェイがSSSをお見舞い。
そして、ジェイはブレードランナーを仕掛けようとするも、切り抜けたコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂。
さらにコブは外道をリフトアップし、ジェイに投げつける。そして、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドを完璧に決め、ジェイから価値ある勝利をスコア。コブはこれで2勝3敗、ジェイは3勝2敗に。