第2試合はオスプレイ(5勝2敗)vsジェフ・コブ(3勝4敗)。両者は昨年の4.6MSGでNEVER無差別級&ROH世界TV選手権試合で対峙。そのときはコブが勝利し、二冠王に君臨している。
首位タイのオスプレイとしてはそのときのリベンジ、そしてトップ争いから一歩ルードするためにも、勝利を収めたいところ。コブとしては星取りを五分に戻したいが果たして?
オスプレイはブリティッシュヘビーのベルトを腰に入場。
開始のゴングと同時にオスプレイはショットガンドロップキック。さらに打撃の連打を浴びせると、串刺し攻撃を狙う。これをコブが追走するも、オスプレイは攻撃をかわす。
だが、コブは逆水平チョップでオスプレイを吹っ飛ばす。しかし、オスプレイはティヘラでコブを場外に追いやり、ロープに飛んでフェイントを見せようとするが、コブはエプロンでサイドスープレックスのように捕獲。
オスプレイはなんとか切り抜けるとハイキック。だが、コブはパワーボムの体勢で抱え上げ、場外に投げつけようとする。これを脱出したオスプレイはハイキックでコブを場外に落とし、サスケスペシャルを炸裂。
オスプレイはコブをリングに戻し、コーナーに座らせると串刺しの低空ドロップキック。そしてカバーするも、コブはカウント1でキックアウト。
オスプレイは挑発しながらエルボー。そして、コブのエルボーを誘い、カウンターのソバットをヒット。
さらにオスプレイはスワンダイブで飛びつくが、コブはキャッチすると豪快なフロントスープレックス。続いてコブは串刺しエルボーからランニングしてのバックドロップ。
コブは一本足頭突き、逆水平チョップ。さらにブレーンバスターのように持ち上げ、ボディスラムで叩きつける。
オスプレイはコブを打撃でひるませ、ロープへ。しかし、コブはベアハッグで捕獲。オスプレイはエルボーで脱出を試みるが、コブは俵返しからパワーボムの体勢に。オスプレイは前方回転で返すが、コブは強引にネックハンギング。だが、オスプレイは空中でキックを放って脱出。
続いてオスプレイはハンドスプリング式のスクリューキック。さらに延髄斬り、マンハッタンドロップ、逆水平チョップとたたみかける。しかし、コブは逆水平チョップからその場飛びムーンサルトプレス。これをかわしたオスプレイは、その場飛びシューティングスタープレスをお見舞い。
コブがカバーを返すと、オスプレイはピッピー・チェリオを炸裂。だが、カバーをコブはカウント2でキックアウト。
オスプレイはヒドゥン・ブレイドを狙うも、これはコブがかわす。そして、コブはショートレンジラリアットからその場飛びムーンサルトプレスをお見舞い。オスプレイはカウント2で跳ね返すが、息が荒い。
コブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うも、オスプレイは切り抜ける。しかし、コブはしつこくツアー・オブ・ジ・アイランドの体勢に入る。だが、オスプレイは強引に前方回転エビ固めの要領でコブを叩きつける。これをコブはカウント2で跳ね返す。
オスプレイはストームブレイカーの体勢に入るも、コブはショルダースルーで返す。するとオスプレイはサマーソルトキックから延髄斬り。しかし、コブがかわし、ここから技の読み合いに。オスプレイがエルボーを叩き込むも、コブはトラースキックをヒット。
続いてコブが突進すると、オスプレイはカウンターのスパニッシュ・フライ。そして、スワンダイブ450°スプラッシュをヒット。だが、これもコブはカウント2で返す。
続くオスプレイのオスカッターはコブが切り抜けるも、オスプレイはトラースキック連発。そして、もう一度オスカッターへ。しかし、コブは捕らえ、投げっぱなしのF5で豪快にオスプレイをブン回す。
コブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、オスプレイは切り抜け、オスカッターへ。だが、コブは捕獲すると前方に投げる。すると、オスプレイはセカンドロープからオスカッターを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
ここを勝機と見たオスプレイはストームブレイカーへ。だが、コブは切り抜け、肩車の体勢からからジャーマン。そして、一気にツアー・オブ・ジ・アイランドを決め、3カウントを奪取。これでオスプレイは5勝3敗で優勝戦線から一歩後退。コブは星を4勝4敗の五分とした。