3勝5敗の矢野と1勝7敗のYOSHI-HASHIが同門対決する『G1』Bブロック公式戦。
試合開始前、矢野が安全をアピールするが、YOSHI-HASHIが自らチェックすると、あちこちからテーピングが出てくる。
そんななかで試合が始まり、矢野がロープ際でクリーンブレイク。そして、ヘッドロックからショルダータックルを食らわせ、「お前はそんなもんかー!?」などと叫ぶ。
その後、YOSHI-HASHIが逆水平チョップを浴びせると、矢野はニュートラルコーナーのクッションに手をかける。ここはYOSHI-HASHIが阻止するも、矢野は改めてクッションを排除。
そのクッションをYOSHI-HASHIが奪うと、佐藤レフェリーが厳しく注意。その隙を突き、矢野が背後からスレッジハンマーを見舞う。
これに巻き込まれて佐藤レフェリーがダウンするなか、YOSHI-HASHIはクッションで矢野を殴打。そして、串刺し逆水平チョップ、トラースキック、スイングネックブリーカードロップなどで追い討ちをかける。
さらにYOSHI-HASHIは場外戦を仕掛けるが、矢野が鉄柵攻撃で逆転。そして、消毒液のスプレーを手にすると、追ってきた佐藤レフェリーの顔面に噴射する。
しかし、YOSHI-HASHIはそのスプレーを奪って矢野の顔面に吹きつけ、股間に隠していたテーピングを取り出す。そして、矢野の腕を鉄柵から客席に向かって出し、テーピングで如意棒を巻きつけて身動きできなくする。
ところが、矢野は鉄柵のあいだをくぐって客席へ逃げ、カウント19でリングへ生還。そして、レフェリーの注意を聞き入れ、腕に固定された如意棒を外す。
そこから矢野はロープワークでフェイントをかけ、YOSHI-HASHIの顔面をかきむしる。それでもYOSHI-HASHIはハンマースルーで矢野をコーナーの金具へ振る。しかし、矢野が衝突を回避し、反対にYOSHI-HASHIをスローイング。そして、激突を免れたYOSHI-HASHIを丸め込むが、カウントは2。
さらに矢野はNUを繰り出すが、YOSHI-HASHIがキックアウト。すると矢野は急所めがけてバックキックを放つが、YOSHI-HASHIが身をかわす。
その直後、YOSHI-HASHIは矢野の背後から急所を殴ろうとするが、佐藤レフェリーが阻止。すると矢野がYOSHI-HASHIの髪の毛を掴み、注意した佐藤レフェリーを突き飛ばす。
ここから矢野はYOSHI-HASHIをコーナーの金具へ激突させ、背後から急所を殴りにかかる。ところが、YOSHI-HASHIが腕を受け止め、そのまま緊箍児で丸め込んで3カウントを奪取した。